어린왕자이야기

ブラッディ・マンデイ 第05話 본문

나의 공부/Drama★Story

ブラッディ・マンデイ 第05話

grandguy 2009. 3. 20. 17:20
東京(とうきょう)壊滅(かいめつ)!?(あらわ)れたテロ首謀(しゅぼう)(しゃ)との生死(せいし)()けた対決(たいけつ)!!』

目隠(めかく)しをされた藤丸(ふじまる)三浦(みうら)(はる)())はマヤ(吉瀬(よしせ)美智子(みちこ))に()れられ、
とあるファミリーレストランを(おとず)れる。
そこには、テロリスト集団(しゅうだん)首謀(しゅぼう)(しゃ)「J」(成宮(なるみや)(ひろし)(たかし))の姿(すがた)があった。

「どうもこんにちは!高木(たかぎ)藤丸(ふじまる)(くん)
 いや・・それとも伝説(でんせつ)のハッカー、ファルコンって()んだほうが
 いいかな。」
「・・・」
「ご苦労(くろう)さん。
 まあ(すわ)って。」
Jの言葉(ことば)に、マヤは藤丸(ふじまる)をイスに(すわ)らせてその()()()る。
(ぼく)はJ。アルファベッド10番目(ばんめ)のJ。
 と()っても、本名(ほんみょう)じゃないんだけどね。」
「・・・」

Jは藤丸(ふじまる)にメロンソーダを注文(ちゅうもん)する。
本当(ほんとう)にあんたがリーダーなのか?」
(おどろ)くよね。テロリストの指揮(しき)(しゃ)がこんなところに姿(すがた)()せちゃ。
 でも、おめでとう。(ぼく)本物(ほんもの)だ。
 ()べないの?」
「・・・親父(おやじ)()わせてくれるというのは・・」
本当(ほんとう)だよ。」
「どこにいる!」
(ぼく)たちの(がわ)にいる。
 ・・・(くん)もだ。」
「・・・」
(はこ)ばれたメロンソーダを()()るJ。

(きみ)(いま)(ぼく)たちの(がわ)にいる。
 そしてこれからも(ぼく)たちの(がわ)にいるべき人間(にんげん)だ。」
「・・(なに)()いたいんだ?」
「・・・」
仲間(なかま)(はい)れって()うのか?」
(ことわ)っても無駄(むだ)だよ。」
(おど)しても無駄(むだ)、・・・」傷口(きずぐち)(おさ)える藤丸(ふじまる)
「あ、あー。(いた)()めが()れてきたみたいだね。大丈夫(だいじょうぶ)
 宝生(ほうしょう)がよけいなことしちゃったからね。」
(となり)のテーブルからマヤは笑顔(えがお)(じゅう)()真似(まね)をする。
「それにしてもこの(くに)って平和(へいわ)だね。
 もうすぐすごいことが()こるっていうのに、
 (だれ)もそんなこと()にしてないみたいだ。」
「・・・」
「テロは(かなら)成功(せいこう)するよ。(ぼく)計算(けいさん)(くる)いはない。」
「・・・」
(ぼく)たちはその(とき)のために、準備(じゅんび)をしてきた。
 このままじゃ(きみ)(きみ)大切(たいせつ)(ひと)たちもみんな()んでしまう。
 でもここからが大事(だいじ)
 もし、(きみ)(ぼく)たちを(たす)けてくれるなら、
 (きみ)大切(たいせつ)(ひと)たちだけは(あらかじ)()なないよう約束(やくそく)する。
 正義(せいぎ)のヒーローごっこはこの(へん)にした(ほう)がいいよ。
 (きみ)のお(とう)さんも()ってたよ。
 いずれ息子(むすこ)もわかってくれるだろうって。」
(とう)さんが・・・お(まえ)らに寝返(ねがえ)ったって()うのか?」
「だから(すで)(ぼく)たちの(がわ)にいる。
 (しき)(むら)さんまで誘拐(ゆうかい)してくれて(うれ)しいよね。」
(しき)(むら)?」
「ものすごい(ちから)()った教授(きょうじゅ)だよ。」
「どうして・・・どうして、(とう)さんを(わな)なんかに。」
()きたい?
 どうしよっかなー。
 病気(びょうき)(むすめ)(たす)けるためだったり。」
「・・・」
「お()わりしよっかな。
 こう()えて(ぼく)ってお()わり()きなんだ。
 ・・・あー、そんなに(いや)なんだ、パパの裏切(うらぎ)り。
 だって()(した)()いてる。」
「・・・」
人間(にんげん)はね、記憶(きおく)空間(くうかん)保存(ほぞん)する()(もの)なんだ。
 (たの)しかった記憶(きおく)(うえ)へ、
 (いや)記憶(きおく)(した)へ。
 (した)()ながら(かんが)えるのはいつだって(かな)しいことばかり。
 ちなみに(ぼく)一緒(いっしょ)にいる仲間(なかま)は、いつも(うえ)ばっか()てるよ。」
「お(まえ)らの目的(もくてき)(なに)なんだ。」
(かみ)になること。」
「・・・」
(ぼく)たちは()つけたんだ。(かみ)になる方法(ほうほう)をね。」
(かみ)になんてなれるわけないだろ!」
「すごく簡単(かんたん)数学(すうがく)だよ。
 (きみ)はまだ()(かた)()らないだけだ。
 (ぼく)一緒(いっしょ)についておいでよ。
 そしたら・・(くん)(かみ)になれちゃうんだから。」
「・・・」
「さあどうする?
 (なや)んでる(ひま)はない。」
「・・・」
(つみ)()(ひと)たちを()()えにしたくないでしょう?
 まあじっくり(かんが)えて。
 (ぼく)はお()わりお()わり!」
ドリンクコーナーに()かうJ。
藤丸(ふじまる)店内(てんない)見渡(みわた)し・・。

Jが(もど)ってきた。
「さ、覚悟(かくご)はついた?」
覚悟(かくご)をするのはあんたの(ほう)だ。」
「・・・」
()けは(おれ)たちの()ち。あんたらもう()わりだ。」
(おれ)たち?」
微笑(びしょう)()かべてドーナツをほおばるJ。

THIRD-iがファミレスを()(かこ)む。
そして店内(てんない)にもTHIRD-iが(きゃく)(ふん)して様子(ようす)(うかが)っていた。

(くるま)(なか)でモニターを()つめる加納(かのう)
「まだ(うご)くなよ。
 店内(てんない)にいる稲葉(いなば)(ぐみ)状況(じょうきょう)確認(かくにん)()つ。
 一般人(いっぱんじん)もいる。くれぐれも注意(ちゅうい)しろ。」
加納(かのう)部下(ぶか)指示(しじ)()しながら、(もど)場所(ばしょ)はないと()んでいった
宝生(ほうしょう)片瀬(かたせ)()())のことを(かんが)える。
「そんなことなかったんだよ、宝生(ほうしょう)・・。」

霧島(きりしま)吉沢(よしざわ)(ゆう))が加納(かのう)(かた)(たた)く。
「あそこにウィルステロを計画(けいかく)し、
 お(まえ)婚約(こんやく)(しゃ)中川(なかがわ)沙織(さおり)()()えにしたヤツがいる。
 絶対(ぜったい)(つか)まえてやる!」

隔離(かくり)(しつ)
ウイルスに感染(かんせん)した沙織(さおり)原田(はらだ)佳奈(かな))は、婚約(こんやく)指輪(ゆびわ)()つめながら
(なみだ)をこぼし・・。

ファミレス(ない)
突然(とつぜん)両手(りょうて)()げるJ。
「ねえ、(なん)でここがTHIRD-iにバレちゃったの?
 携帯(けいたい)電源(でんげん)もパソコンの電源(でんげん)も、彼女(かのじょ)()ったはずだけど。
 最後(さいご)(おし)えてほしいな。」
携帯(けいたい)()られたのは、(おれ)があんたらと接触(せっしょく)したという合図(あいず)だった。
 それから、パソコンの電源(でんげん)切断(せつだん)されるまでの(あいだ)
 THIRD-iでは、カードの電波(でんぱ)一緒(いっしょ)(うご)いている携帯(けいたい)特定(とくてい)した。
 つまり折原(おりはら)先生(せんせい)携帯(けいたい)を。」
「なるほど。すっきりした!
 ご丁寧(ていねい)説明(せつめい)ありがと!」
「わかったら、大人(おとな)しく(そと)()ろ。」
「お見事(みごと)、ファルコン!
 ()いに()本当(ほんとう)()かった。
 (おも)ってた(とお)り、子供(こども)だと(おも)ったら(いた)()()う。
 で、ここからは大人(おとな)(はなし)
 交渉(こうしょう)だよ。」
Jの合図(あいず)にマヤが(あゆ)()る。
「おい(うご)くなよ!」と藤丸(ふじまる)
店内(てんない)(ひそ)むTHIRD-iに緊張(きんちょう)(はし)る。
マヤはカバンから携帯(けいたい)()()して藤丸(ふじまる)(わた)す。
霧島(きりしま)(さとる)(ろう)電話(でんわ)するんだ。
 きっと交渉(こうしょう)はまとまるよ。
 (いま)霧島(きりしま)ちゃんなら。」とJ。
「・・・」
(はや)く!」

隔離(かくり)(しつ)
沙織(さおり)出血(しゅっけつ)(はじ)める。

藤丸(ふじまる)は、マヤの携帯(けいたい)霧島(きりしま)電話(でんわ)をする。
(なに)してる!」と霧島(きりしま)
(てき)交渉(こうしょう)してきました。」
交渉(こうしょう)?」
(しき)(むら)教授(きょうじゅ)誘拐(ゆうかい)したのは自分(じぶん)たちだ。
 自分(じぶん)たちなら、ウイルスから(たす)かる方法(ほうほう)()っている。
 もしここから()がしてくれるなら・・その方法(ほうほう)(おし)えると。」
「・・・」
(みなみ)さんから()きました。
 霧島(きりしま)さん、交渉(こうしょう)()()れてください!
 それで、婚約(こんやく)(しゃ)(ほう)(すく)われます。」
「・・・(くん)に、交渉(こうしょう)する権限(けんげん)(あた)えた(おぼ)えはない。
 ()もなく我々(われわれ)突入(とつにゅう)する。
 自分(じぶん)()自分(じぶん)(まも)るように。」
霧島(きりしま)はそう()電話(でんわ)()る。
霧島(きりしま)さん!」
「・・・」

加納(かのう)(たい)突入(とつにゅう)!」と霧島(きりしま)

"e;BRONCO FOODS"e;と()かれた(くるま)がファミレス裏口(うらぐち)から(はし)()る。
その(なか)に、テロリストのメンバー・()(もん)(たけ)(いち)(TET)が()っていた。

()くぞ。」加納(かのう)(たい)(うご)く。

店内(てんない)
残念(ざんねん)交渉(こうしょう)失敗(しっぱい)。」とJ。

(みせ)裏口(うらぐち)から厨房(ちゅうぼう)潜入(せんにゅう)した加納(かのう)(たい)は、料理(りょうり)(じん)()がしながら
(みせ)(おく)へと(すす)んでいく。

店内(てんない)
(きゃく)(よそお)うテロリストの一人(ひとり)が、鼻歌(はなうた)(うた)いながら
パソコンで機動(きどう)(たい)(うご)きを確認(かくにん)
今回(こんかい)(なに)(うた)だか確認(かくにん)できず!
それを店員(てんいん)(ふん)した仲間(なかま)合図(あいず)、その(おとこ)がJに合図(あいず)する。

「じゃあ、そろそろ(ぼく)(うご)いちゃおっかなー。」とJ。
「・・・」
(かみ)人間(にんげん)、どっちが(かしこ)いか、勝負(しょうぶ)だ。
 (きみ)不思議(ふしぎ)(おも)わないの?
 どうしてこんなに(ひと)(おお)場所(ばしょ)(ぼく)(きみ)()ったのか。
 ヒント1、(れい)のウイルスを日本(にっぽん)()()んだのは(ぼく)たち。
 ヒント2、(ぼく)たちはウイルスに感染(かんせん)しない手段(しゅだん)(こう)じている。
 ヒント3、(ぼく)たちは・・テロリストなんだよ。」
そう()(あか)液体(えきたい)(はい)った試験管(しけんかん)()せるJ。

(つぎ)瞬間(しゅんかん)突然(とつぜん)女性(じょせい)(きゃく)()()みながら吐血(とけつ)する。
(つづ)いて、めがねをかけたスーツ姿(すがた)(おとこ)吐血(とけつ)
「みんなー、()げろ!
 (はや)(はな)れるんだー!!」
店員(てんいん)(ふん)したテロリストが(さけ)ぶ。

(てき)(うご)きました!ウイルスです!」店内(てんない)(ひそ)むTHIRD-iが報告(ほうこく)すると、
全館(ぜんかん)封鎖(ふうさ)ーー。」()げようとする(きゃく)金髪(きんぱつ)(おとこ)()()める。

(うそ)だ・・こんなの全部(ぜんぶ)芝居(しばい)だ!」と藤丸(ふじまる)

偽物(にせもの)だ。」
モニターを()つめていた霧島(きりしま)(つぶや)く。

「ウイルスは偽物(にせもの)だろ!」藤丸(ふじまる)がJを()()める。
「どうして?」
本物(ほんもの)だったら(おれ)()ぬ。
 (おれ)仲間(なかま)()れたいんだったら、ウイルスに感染(かんせん)させるはずがない。」
「・・・ピンポーン!
 お()わりってホント美味(おい)しいよね!」

正面(しょうめん)(さかき)(たい)(ひだり)サイド前園(まえぞの)(たい)突入(とつにゅう)準備(じゅんび)。」と霧島(きりしま)

()霧島(きりしま)一般人(いっぱんじん)もいる。(はや)まるな。」と加納(かのう)
指揮(しき)(かん)(わたし)です。
 店内(てんない)後方(こうほう)加納(かのう)(たい)容疑(ようぎ)(しゃ)確保(かくほ)!」
霧島(きりしま)!!」
突入(とつにゅう)しろ!」

霧島(きりしま)命令(めいれい)どおり店内(てんない)へと突入(とつにゅう)する加納(かのう)(たい)
マヤは藤丸(ふじまる)人質(ひとじち)(じゅう)()ける。
加納(かのう)はその(おく)(せき)でメロンソーダを()むJを()つめ・・。

一般(いっぱん)(きゃく)がいる。
 出口(でぐち)反対(はんたい)方向(ほうこう)(てき)(かた)めろ。
 いいか。挑発(ちょうはつ)()ってザコは()つな。
 (ねら)いは、(くろ)いコートの(おとこ)確保(かくほ)だ!」と霧島(きりしま)

テロリストを()()めようと(うご)くTHIRD-i。
Jが(うご)くと、テロリストたちはJをカバーするように一緒(いっしょ)(うご)く。

()ってください。
 (くさ)った(くに)に、天罰(てんばつ)を!」店員(てんいん)(ふん)していたテロリストが()う。
「もちろん。」とJ。

ドアを封鎖(ふうさ)していた(おとこ)(かぎ)(ひら)け、(きゃく)解放(かいほう)する。

確保(かくほ)だ!全員(ぜんいん)(つか)まえろ!(いち)(にん)(のこ)らず確保(かくほ)しろ!」と霧島(きりしま)

マヤが藤丸(ふじまる)()(はな)す。
「そこそこ(たの)しかったよ、高木(たかぎ)藤丸(ふじまる)(くん)
 (たし)かに(きみ)はハッカーとしては優秀(ゆうしゅう)だ。
 でも・・・それだけだ。」
Jはそう()いウィンクすると、店内(てんない)から()()す。
店員(てんいん)(ふん)したテロリストはJを()がそうとTHIRD-iに()けて発砲(はっぽう)する。

いつの()にか(みせ)(まえ)には"e;BRONCO FOODS"e;の(くるま)()っていた。
()(もん)(くるま)から()りるとライフルで威嚇(いかく)
その(すき)にJら8(にん)(くるま)()()み、そして逃走(とうそう)

店内(てんない)
(ゆる)霧島(きりしま)。」
加納(かのう)はそう(つぶや)くと、店内(てんない)(のこ)ったテロリストを射殺(しゃさつ)する。

テロリストのアジト
「みんなご苦労(くろう)(さま)
 でもー、マヤの()ミスのせいでTHIRD-iに場所(ばしょ)特定(とくてい)されちゃいました。
 (かお)はバレるは(ひと)(こま)(うしな)うわ、
 お(まつ)状態(じょうたい)だね。」
「ごめんなさいね。」笑顔(えがお)(こた)えるマヤ。
「まあでも・・案外(あんがい)(あなど)れないってことか、人間(にんげん)も。」

(かみ)(たた)えよ』
(かみ)は、(なま)()を、(えら)ぶ』

「ブラッディ・マンデイ・・」Jが(つぶや)く。

月曜日(げつようび)
最後(さいご)月曜日(げつようび)
『まもなく(かみ)降臨(こうりん)する』

テロリストのアジトに、高木(たかぎ)竜之介(りゅうのすけ)田中(たなか)哲司(てつし))が(おとず)れる。
微笑(ほほえ)みあう竜之介(りゅうのすけ)とJ・・。

我々(われわれ)(かみ)になる』

THIRD-i
藤丸(ふじまる)(はな)霧島(きりしま)
(かみ)になる方法(ほうほう)?」と霧島(きりしま)
「・・はい。(たし)かにそう()いました。
 どういうことなんでしょうか。」
「・・・やつはどんな人間(にんげん)だった?」
(たの)しんでました。」
(たの)しんで?」
狂言(きょうげん)テロも・・銃撃(じゅうげき)(せん)も。
 (たの)しそうだった。」
「・・・」

そこへ加納(かのう)がやってくる。
(てき)逃走(とうそう)(しゃ)()つかった。
 (ちゅう)はもぬけの(から)だったが、(いま)神保(じんぼう)たちに、(くわ)しい現場(げんば)検証(けんしょう)
 ならびにその()逃走(とうそう)経路(けいろ)調(しら)べさせている。」
「・・・」
局長(きょくちょう)()ばれ、(せき)(はず)そうとする霧島(きりしま)
「それと、中川(なかがわ)沙織(さおり)発病(はつびょう)した。
 (すで)にステージ2だ。
 安田(やすだ)由紀子(ゆきこ)(とき)より進行(しんこう)(はや)い。
 ・・・報告(ほうこく)以上(いじょう)だ。」
霧島(きりしま)さん!
 なぜ、やつらの交渉(こうしょう)(ことわ)ったんですか?
 婚約(こんやく)(しゃ)(ほう)(すく)えるかもしれないんですよ!
 それなのに(なに)で・・」と藤丸(ふじまる)
加納(かのう)さん、あとをお(ねが)いします。」霧島(きりしま)はそう()部屋(へや)()ていく。
一番(いちばん)彼女(かのじょ)(すく)いたいと(おも)っているのはあいつだ。」
「わかってますよ、そんなこと!
 でもだったら、交渉(こうしょう)()()れるべきだった!」
「あいつの立場(たちば)(かんが)えてみろ!
 霧島(きりしま)(いま)自分(じぶん)(たたか)っているんだ!」
「・・・」

隔離(かくり)(しつ)
防護(ぼうご)(ふく)()沙織(さおり)見舞(みま)いに()南海(なんかい)芦名(あしな) (ほし))。
「よっ!」
「ごめんね、こんなことになっちゃって・・。」
(なに)沙織(さおり)(あやま)るの?」
「・・・霧島(きりしま)さんは?」
「テロリストたちを必死(ひっし)()ってる。
 でも、沙織(さおり)のこと、ずっと()にしてるよ。」
「かおる(うそ)つくのが下手(へた)
 すぐ(かお)()る。」
()てない!」
()てる。」
微笑(ほほえ)みあう二人(ふたり)
()いたいな・・。
 ・・こんなんじゃ()えないか。
 (わたし)・・どうなっちゃうのかな・・。
 かおるは()たんでしょう?ウイルス感染(かんせん)(しゃ)最後(さいご)・・。」
「・・・」
()にたくない・・。
 ()にたくないよ・・。」
()きながら()()()べる沙織(さおり)()を、かおるは(やさ)しく両手(りょうて)(つつ)()み・・。

独房(どくぼう)
神島(かみじま)嶋田(しまだ)久作(きゅうさく))の存在(そんざい)(おび)える石川(いしかわ)看守(かんしゅ)野間口(のまぐち)(とおる))。
「どうやって(ころ)した・・
 本当(ほんとう)に・・(かみ)なのか!?」

(かみ)(たた)えよ』

藤丸(ふじまる)部屋(へや)
藤丸(ふじまる)()()ますと、(おと)(わたる)佐藤(さとう) (けん))がいた。
「おはよう!」
「・・・おはよう。」

親父(おやじ)さんがこの(しき)(むら)教授(きょうじゅ)を・・」
「どうやら(うそ)じゃないらしい。」
「あの(ひと)にはあの(ひと)なりの(かんが)えがあるはずだ。
 お(まえ)(はるか)ちゃんを裏切(うらぎ)るはずはない。」
「・・」
「それよりな、テロリストが()っていた、(かみ)になる方法(ほうほう)のことなんだけど。
 その意味(いみ)わかった。」
「は?」

THIRD-i
(つか)()てた霧島(きりしま)加納(かのう)(こえ)をかける。
「たっぷり(しぼ)られたって(かん)じだな。
 わがTHIRD-iは(くび)(かわ)(いち)(まい)ってところか?」
「この責任(せきにん)(わたし)一人(ひとり)にあります。」
「バカヤロウ!
 (おれ)たちはお(まえ)指揮(しき)(した)(うご)いてるんだよ。
 自分(じぶん)ひとりでやってると(おも)うな!
 もっと(おれ)たちを信用(しんよう)しろ。」
「・・・加納(かのう)さん。山村(やまむら)陽子(ようこ)のこと、()いてますか?」
「ああ・・ウイルスに感染(かんせん)したのに発症(はっしょう)しないままだという看護(かんご)()。」
感染(かんせん)()に、彼女(かのじょ)(しき)(むら)から鎮静(ちんせい)(ざい)(しょう)し、注射(ちゅうしゃ)()たれていたことが
 わかったんです。」
注射(ちゅうしゃ)?」
「その注射(ちゅうしゃ)には、ウイルスを抑制(よくせい)する(なに)かが(ふく)まれていた。
 もしかしたら、(しき)(むら)(すで)完成(かんせい)させていたのかもしれません。
 (こう)ウイルス(ざい)を。」

藤丸(ふじまる)部屋(へや)
「テロリストたちは、ウイルスを()っている。
 そして(しき)(むら)教授(きょうじゅ)誘拐(ゆうかい)し、ウイルスから()(まも)方法(ほうほう)()った。」と(おと)(わたる)
「ワクチン!?」
「いや、(ちが)うだろう。
 ワクチンは感染(かんせん)(まえ)威力(いりょく)発揮(はっき)する予防(よぼう)(やく)()ぎない。」
「ってことは・・感染(かんせん)()人間(にんげん)(なお)(くすり)?」
「ウイルスに対抗(たいこう)する特効薬(とっこうやく)、いわゆる、(こう)ウイルス(ざい)だ。
 (たと)えば、日本(にっぽん)人口(じんこう)1億(いちおく)(にん)(たい)し、(こう)ウイルス(ざい)1千万(いちせんまん)(にん)(ぶん)しか
 用意(ようい)しないとする。
 そして、日本(にっぽん)全体(ぜんたい)にウイルスを()く。
 感染(かんせん)した1億(いちおく)(にん)(すく)えるのは、テロリストが()1千万(いちせんまん)(ぶん)
 (こう)ウイルス(ざい)のみ。
 つまり(かれ)らは、どの9千万(きゅうせんまん)(にん)()に、どの1千万(いちせんまん)(にん)()(のこ)るか、
 自分(じぶん)たちの()()めることが出来(でき)る。
 まさに(かみ)のなせる(ごう)だ。」
「・・・」

我々(われわれ)(かみ)になる』

テロリストのアジト
(こう)ウイルス(ざい)はどこにある?」と竜之介(りゅうのすけ)
「そう簡単(かんたん)(おし)えられると(おも)うか?
 美味(うま)いな、これ。
 君達(きみたち)軟禁(なんきん)されていたホテルの料理(りょうり)よりも、ずっと美味(うま)い。」
(しき)(むら)がそう()微笑(ほほえ)むと、テロリストの少女(しょうじょ)(うれ)しそうに(わら)う。
「もしかして()()きでもする()なの?
 ほんと先生(せんせい)って肩書(かたが)きの()(ひと)(うで)のない(ひと)ばかりだ。」とJ。
「ろくでもないのはどっちだ!」と(しき)(むら)
「いい?
 先生(せんせい)(ぼく)らが()めば(かみ)になれるんだよ。」
ピンボールで(あそ)びながら(はな)すJ。
(かみ)だ?」
(ぼく)らはウイルスを()っている。
 先生(せんせい)(こう)ウイルス(ざい)()っている。
 (ふた)つあわせて(かみ)だ。意味(いみ)わかるよね?」
「くだらん。」
「うん。
 でも、半分(はんぶん)半分(はんぶん)じゃ、不完全(ふかんぜん)なんだよ。
 (かみ)完全(かんぜん)無欠(むけつ)存在(そんざい)でなければならない。
 だから・・頂戴(ちょうだい)(こう)ウイルス(ざい)。」
(ことわ)る。」
「・・・仕方(しかた)ないなー。だったらこっちの半分(はんぶん)先生(せんせい)()げる。」
Jの言葉(ことば)にテロリストたちは(しき)(むら)()()さえて()れていく。
「あーあ。」

(しき)(むら)(とな)りの研究(けんきゅう)(しつ)()れていかれる。
女性(じょせい)()には、注射(ちゅうしゃ)()
「それは・・」
「トマトジュース。もしくは本物(ほんもの)のBLOODY-X。」とJ。
「・・・」
「どっちかは、()ってみればわかるよ。」
(わたし)()ねば、(こう)ウイルス(ざい)(くに)(わた)ることになるぞ。」
Jが注射(ちゅうしゃ)()()にする。
「やめろ!」
「やめないよ。」
()う!
 (こう)ウイルス(ざい)のありかを()う!
 だからやめてくれ!」
「ふーーーん。先生(せんせい)(はな)せばわかるじゃん。」
Jはそう()微笑(ほほえ)むと、(しき)(むら)注射(ちゅうしゃ)する。
「はい、これで絶対(ぜったい)()げられない。」
恐怖(きょうふ)におののく(しき)(むら)・・。

独房(どくぼう)
石川(いしかわ)(ほん)(かく)したナイフを()()すと、朝倉(あさくら)(むね)()()み・・・。
「これで・・いいんですよね・・。」

弓道(きゅうどう)(じょう)(ゆみ)()(おと)(わたる)
その(がわ)で、あおい(藤井(ふじい)(よし)())が真子(しんこ)徳永(とくなが)えり)、(えい)久野(ひさの)雅弘(まさひろ))に
(はなし)をする。
(いま)(はな)したことは、高木(たかぎ)(くん)直面(ちょくめん)している問題(もんだい)(すべ)て。」
「・・・(うそ)でしょう?」と(えい)
(わたし)(しん)じられなかった。」
「ですよね。この日本(にっぽん)でテロだなんて・・ね!」と(えい)
「うん・・。」と真子(しんこ)
(わたし)(すこ)しでも高木(たかぎ)(くん)(ちから)になりたい。
 二人(ふたり)だってそうでしょう?」
「・・・」
(ちが)うの?」
「いや、()くないけど・・ねえ・・」と(えい)
心配(しんぱい)ない。
 今日(きょう)からあいつを安全(あんぜん)場所(ばしょ)避難(ひなん)させることにしたから。」と(おと)(わたる)

高木(たかぎ)()
荷物(にもつ)をまとめる藤丸(ふじまる)(はるか)川島(かわしま)(うみ)())。
(おと)(わたる)さんちって子供(こども)(とき)以来(いらい)だね!」
「あーそうだな。」
「もう安心(あんしん)だよね。法務大臣(ほうむだいじん)(いえ)だから。」
「もちろん!」
「あ、そうそう。こっちとさ、こっち、どっちがいいかな。」
「お(まえ)さ、デートじゃないんだからさ!」
「ふん!」
「ふんじゃねーよ。勝手(かって)にマセやがって・・。」

()きっぱなしになっていた(はるか)携帯(けいたい)がメールを受信(じゅしん)する。
『お(とう)さん』
「!!
 ・・・
 (はるか)ごめん。これは緊急(きんきゅう)事態(じたい)だ。」
そう(つぶや)きメールを(ひら)藤丸(ふじまる)

(はるか)へ。(いま)まで本当(ほんとう)御免(ごめん)
 だがやっと()えるよ。
 駅前(えきまえ)のネットカフェ「サイバーフィールド」43(ばん)(せき)
 ()ってる。』

独房(どくぼう)
警察(けいさつ)朝倉(あさくら)看守(かんしゅ)遺体(いたい)(はこ)()す。
「ガイシャは看守(かんしゅ)朝倉(あさくら)一郎(いちろう)。ナイフを(むね)(いち)()きです。
 石川(いしかわ)(おさむ)(おな)じくここの看守(かんしゅ)で、
 犯行(はんこう)時刻(じこく)勤務(きんむ)をしていましたが、
 (なに)()いても黙秘(もくひ)しています。
 この部屋(へや)拘留(こうりゅう)されている神島(かみじま)紫門(さいもん)
 (おな)じく犯行(はんこう)()にこの部屋(へや)にいました。」

警察(けいさつ)(ちか)くに(あゆ)()神島(かみじま)
「あの(おとこ)(なに)もしていない。
 (ころ)したのは(わたし)だ。」とそう()げ・・・。

ネットカフェ
43(ばん)個室(こしつ)(はい)藤丸(ふじまる)
パソコンにチャット画面(がめん)(ひら)かれていた。
(はるか)、お(とう)さんだ。元気(げんき)か?』
元気(げんき)だよ。お(とう)さんは?』
藤丸(ふじまる)はそう()つと、自分(じぶん)のパソコンを(ひら)く。
(わる)いけどお(とう)さん、居場所(いばしょ)特定(とくてい)させてもらうよ。」
ファルコンが()()つ。
状況(じょうきょう)は、お(にい)ちゃんから()いてる。
 でも(ひと)つ、(しん)じられないことがあって』
(なん)だ?』
『お(とう)さんが、テロリストの仲間(なかま)だと()いたんだけど
 (うそ)だよね?だって、お(とう)さんが(しき)(むら)教授(きょうじゅ)誘拐(ゆうかい)したせいで、
 霧島(きりしま)さんの婚約(こんやく)(しゃ)()にそうなんだよ』
『ウソじゃない。(はるか)(まも)るためなんだ
 (はるか)こそ、(うそ)をついてないか?本当(ほんとう)(はる)か?
 藤丸(ふじまる)だろ?(はるか)にしては()りすぎている。
 お(まえ)(いもうと)にそこまでいうとは、(かんが)えられない』
『そうだよ、藤丸(ふじまる)だ。
 (とう)さんはどうしてテロリストの味方(みかた)なんてしてるんだ』
(とう)さん・・返事(へんじ)しろよ(とう)さん!」

ファルコンが居場所(いばしょ)()()める。
竜之介(りゅうのすけ)は、(おな)じネットカフェの18(ばん)個室(こしつ)にいた!

藤丸(ふじまる)が18(ばん)部屋(へや)()けつけると、(すで)竜之介(りゅうのすけ)()()ったあとだった。
パソコンのコンセントが()かれている。
「・・・(とう)さん、ほんと(わる)(くせ)だよ。
 強制(きょうせい)終了(しゅうりょう)する(とき)に、コンセントごと()っこ()くの。
 とっさに()げたんだったら、履歴(りれき)()している余裕(よゆう)(おそ)らくない。」
父親(ちちおや)使(つか)っていたパソコンの履歴(りれき)調(しら)べる藤丸(ふじまる)
『National Bioscience Laboratory』

THIRD-i
「では、その(かたち)でそれぞれ(うご)いてくれ。」と霧島(きりしま)
「はい!」

南海(なんかい)がやってくる。
失礼(しつれい)します。
 国際(こくさい)医科(いか)大学(だいがく)から(あず)かってきました。」
それは、沙織(さおり)からの手紙(てがみ)だった。

霧島(きりしま)さん
 (わたし)のことは心配(しんぱい)しないで(くだ)さい。
 (わたし)
 霧島(きりしま)さんは
 テロリストと(たたか)ってください。
 沙織(さおり)

安田(やすだ)由紀子(ゆきこ)は、(だれ)にも看取(みと)られることなく、たった(いち)(にん)
 隔離(かくり)(しつ)(なか)()んでいきました。
 (わたし)はもう二度(にど)と、(おな)じような人間(にんげん)()したくありません。
 沙織(さおり)(もと)(おこな)ってあげて(くだ)さい。」
「・・任務(にんむ)(ちゅう)だ。自分(じぶん)だけ特別(とくべつ)(あつか)いは出来(でき)ない。」
(わたし)にとっては、二人(ふたり)特別(とくべつ)なんです!」
「くだらないことを()うな!」
沙織(さおり)はTHIRD-iの仲間(なかま)です!
 仲間(なかま)見捨(みす)てる人間(にんげん)に、指揮(しき)(かん)(つと)まりますか!?」
「・・沙織(さおり)仲間(なかま)ではない。
 (わたし)婚約(こんやく)(しゃ)だ。
 (ゆえ)に、犠牲(ぎせい)になることはいた仕方(しかた)ない。」
霧島(きりしま)さんは・・霧島(きりしま)さんは(あい)する人間(にんげん)(まも)りたくないんですか!!」
(まも)りたくても、彼女(かのじょ)はじき()ぬんだ!
 (いま)(わたし)は、(くに)や、仲間(なかま)(たち)(まも)ることを最大(さいだい)優先(ゆうせん)事項(じこう)だと(かんが)えている!」
霧島(きりしま)はそう()いその()()()る。
南海(なんかい)はその()()(くず)れ・・。

エレベーターに()()んだ霧島(きりしま)は、(いち)(にん)きりになると(ちから)()け、
(くず)()ちそうになる。

高木(たかぎ)()
(はるか)携帯(けいたい)()る。藤丸(ふじまる)からのメールだ。
(おと)(わたる)(いえ)への引越(ひっこ)しはまた今度(こんど)
 今日(きょう)(かえ)りが(おそ)くなる。藤丸(ふじまる)
「もう!」

そこへ、工藤(くどう)久保田(くぼた)(すすむ)(いたり))がやってきた。
「はじめまして!今日(きょう)から(はるか)ちゃんの護衛(ごえい)(まか)された
 工藤(くどう)です。
 これ、(あたら)しく()ってきたんだよ。()べる?」
工藤(くどう)無視(むし)する(はるか)

学校(がっこう)敷地(しきち)(ない)でパソコンを(ひろ)げる藤丸(ふじまる)
そこへ(おと)(わたる)がやってきた。
(わる)い、()()して。
 ・・・あおい!」と藤丸(ふじまる)
「もう一人(ひとり)勝手(かって)にさせないって()ったでしょ!」
「・・・」
「で?どうしたんだ?」と(おと)(わたる)
「ああ、親父(おやじ)使(つか)ったパソコンの履歴(りれき)()たら、
 とある生物(せいぶつ)研究所(けんきゅうじょ)について(くわ)しく調(しら)べてた。
 親父(おやじ)はここに()かったのかもしれない。」
国立(こくりつ)生物(せいぶつ)化学(かがく)研究所(けんきゅうじょ)』のホームページを()せる藤丸(ふじまる)
「ということは・・誘拐(ゆうかい)された(しき)(むら)教授(きょうじゅ)や、
 (こう)ウイルス(ざい)()がかりがあるかもしれない。」と(おと)(わたる)
(おと)(わたる)言葉(ことば)(うなず)藤丸(ふじまる)
一人(ひとり)()()なの?」とあおい。
「だから・・(はるか)のことを(たの)む。
 ウイルスに感染(かんせん)した(ひと)がいるんだ。
 (たす)けられる可能(かのう)(せい)があるなら、()かなきゃいけないと(おも)う。」
「・・・」
心配(しんぱい)いらないよ!
 THIRD-iにはちゃんと連絡(れんらく)()れようと(おも)ってるから。」
「それはやめた(ほう)がいい。
 (いま)THIRD-iと親父(おやじ)さんが直接(ちょくせつ)()ったら・・」
「・・・」
(おれ)()く。
 お(まえ)がやるなら(おれ)もやる。」
「じゃあ()まりね!
 二人(ふたり)()くなら、(わたし)()く!」
友達(ともだち)(おも)いに藤丸(ふじまる)微笑(ほほえ)みを()かべ・・
そして(さん)(にん)(ある)()す。

テロリストのアジト
「うん。
 了解(りょうかい)。」
電話(でんわ)()るJ。
「そっか。ファルコン()づいたんだー。(こう)ウイルス(ざい)のありかに。
 勝負(しょうぶ)だファルコン。
 どっちが(さき)にたどり()けるかな?
 競争(きょうそう)だ。」

研究所(けんきゅうじょ)(はい)っていく(さん)(にん)

(さん)(にん)()えないところで、警備(けいび)(いん)(たお)される。

監視(かんし)カメラが(さん)(にん)姿(すがた)()いかける。
「いよいよ、(ちち)息子(むすこ)感動(かんどう)再会(さいかい)だね。」
パソコンを()つめて(つぶや)くJ。

()て。」と(おと)(わたる)
(みみ)()ますと、足音(あしおと)()こえてくる。
(さん)(にん)()(かえ)ると、そこには・・。


※あらすじは一部(いちぶ)公式(こうしき)HPを引用(いんよう)しています。




(たす)けられる(いのち)があるなら、(たす)けなければと(うご)()藤丸(ふじまる)
感情(かんじょう)()(ころ)して任務(にんむ)遂行(すいこう)する霧島(きりしま)(ため)にも、
沙織(さおり)(たす)かってほしいです。

藤丸(ふじまる)研究所(けんきゅうじょ)()づいたことをJに報告(ほうこく)したのは(だれ)なのでしょう。
あの(とき)一緒(いっしょ)にいた(おと)(わたる)かあおいのどちらか?
(だれ)かが()ていたようなカメラアングルだったのも()になります。

ファミレスでJたちの(となり)(せき)(すわ)っているのは、
テロリストの女性(じょせい)(おんな)()
そして、店員(てんいん)(ふん)していたテロリストは、
モールテロの(とき)にドアの先頭(せんとう)人々(ひとびと)(あお)ってた(おとこ)ですよね?

最後(さいご)月曜日(げつようび)
『まもなく(かみ)降臨(こうりん)する』

ずっと、(かみ)というのは、(だれ)(じん)のことかと(おも)っていました。
独房(どくぼう)にいる神島(かみじま)(かみ)なのかと。

でも、(かみ)(こう)ウイルス(ざい)()()れる、ということだったようです。
マヤがロシアからウイルスを()()れた。
テロリストたちはそれを利用(りよう)しようと(かんが)え、
(こう)ウイルス(ざい)()()れることで、(かみ)になろうとしている。

"e;ブロンコ急便(きゅうびん)"e;"e;BRONCO FOODS"e;
テロリストは"e;ブロンコ"e;という組織(そしき)(めい)使(つか)っているようですね。

神崎(かんざき)石川(いしかわ)看守(かんしゅ)(おど)して朝倉(あさくら)看守(かんしゅ)(ころ)させました。
もしかして、朝倉(あさくら)使(つか)って石川(いしかわ)(つま)愛人(あいじん)(ころ)させ、
今度(こんど)石川(いしかわ)を、(つぎ)(はい)ってくる看守(かんしゅ)(ころ)させようとしているとか?
ただその目的(もくてき)がさっぱりわかりません。
(かれ)もテロリストの(こま)(ひと)つなのでしょうか?

竜之介(りゅうのすけ)本当(ほんとう)にテロリストの仲間(なかま)なのか。
仲間(なかま)裏切(うらぎ)ったふりをして、本当(ほんとう)(くに)(すく)おうと(かんが)えているのかも
しれないですね。
"e;(はるか)(まも)るため"e;という竜之介(りゅうのすけ)言葉(ことば)(うそ)()いと(おも)いますが、
それは大切(たいせつ)(むすめ)という(ほか)にも意味(いみ)がありそうな。
透析(とうせき)()けている(はるか)ちゃんは、いつの()にか抗体(こうたい)()つように
なっていたとか。

Jは霧島(きりしま)のことを一度(いちど)霧島(きりしま)ちゃん、と()びました。
Jの様子(ようす)藤丸(ふじまる)から()霧島(きりしま)表情(ひょうじょう)(すこ)()になるところがありました。
二人(ふたり)はどこかで接点(せってん)があったのでしょうか。

このドラマは感想(かんそう)よりも予想(よそう)ばかりになってしまいます。((かっこわらい)

追記(ついき)
みなさんのコメントにある原田(はらだ)佳奈(かな)さん、いい女優(じょゆう)さんですよね!
(わたし)彼女(かのじょ)のことを『(とく)個性(こせい)のないブログ』さんで()りました。
今後(こんご)活躍(かつやく)期待(きたい)したいですね。