나의 공부/Drama★Story
ブラッディ・マンデイ 第03話
grandguy
2009. 3. 16. 10:33
『裏切 り者 は誰 だ!?味方 に潜 む敵 の影 !!テロ首謀 者 ・現 る』
藤丸 (三浦 春 馬 )と音 弥 (佐藤 健 )は、ロシアで起 きたウイルステロ
「クリスマスの虐殺 」の映像 に映 っていた女 が、
生物 教師 の折原 マヤ(吉瀬 美智子 )ではないかと疑 う。
二人 はその真偽 を確 かめるため、マヤの自宅 マンションへと潜入 。
自分 の正体 に気付 いた藤丸 に、マヤはついに本性 をあらわし銃 を向 ける。
「逃 げても無駄 よ!」
「・・・」
マヤが引 き金 を引 こうとしたその時 、何者 かが窓 の外 から
彼女 の右腕 を撃 つ。
向 かい側 のビルには射撃 班 と加納 (松重 豊 )の姿 があった。
恐怖 で動 けずにいた藤丸 は、マヤが落 とした銃 に手 を伸 ばそうと
しているのに気 づき、慌 てて銃 を払 いのける。
「・・・なんでだよ!
何 であんな酷 いことが出来 んだよ!!」
「・・・」
マヤの傷 の手当 てをする警察官 。
「驚 いたよ。まさか学校 の中 にまでスパイがいたとはな。」と加納 。
「どうして・・あなた達 が?」とマヤ。
「さっきの電話 だよ。」と藤丸 。
「このガキ舐 めた真似 しやがってよ。」
藤丸 が音 弥 にかけた電話 。
『あ、音 弥 ?バーーカ。
折原 先生 なら待 ってても無駄 !
今 な、俺 と二人 でいるんだ。
なんか、危 ない雰囲気 っていうか。
俺 、先生 に襲 われちゃうかも!
じゃあな!』
実 はあれは、THIRD-i本部 にかけていたのだ。
「で、電話 切 ったふりして繋 ぎっぱなしで。
お陰 でこっちは二人 の危 ない会話 をずっと聞 かせてもらったって
わけだ。」と加納 。
「・・・」
「お前 らの組織 のこと、本部 でじっくり聞 かせてもらおうか。」
藤丸 がマヤのマンションを出 ていくと、そこへ音 弥 (佐藤 健 )が駆 けつける。
「藤丸 !」
「音 弥 ・・」
「心配 したぞ。
何 なんだよ、あの人 たち。」
ほっとしたのかその場 に崩 れ落 ちそうになる藤丸 。
「おい!大丈夫 か?」
「大丈夫 ・・。
やっぱりあの映像 に映 っていたのは、折原 先生 だった。」
「・・・」
「あいつらこの国 でもウィルスを撒 こうとしていたんだ。」
マヤが連行 されていく。
「先生 ・・」と音 弥 。
マヤは微笑 みを浮 かべながら二人 の前 を通 り過 ぎていく。
「おい!
お手柄 と言 いたいところだがな、
詳 しい事情 が聞 きたい。
一緒 に来 い。」
加納 が藤丸 に言 う。
テロリストのアジト
鼻歌 を歌 いながらパソコンを操作 する男 。
今日 の曲 は『赤 い靴 』。
「つかまっちゃったみたいだ。」
「まあいいんじゃない?」
「そうそう。ほっとけば?」
「計画 になんら支障 はありません、J。」
Jと呼 ばれる男 はパソコンの画面 に出 したマヤの写真 を見 つめ・・。
パソコン担当 の男 が、マヤの写真 を削除 する。
すると、画面 上 に
南海 、苑 麻 局長 、霧島 、高木 、
工藤 、宝生 、加納 、澤 北 、
8人 の顔写真 が現 れる。
男 は高木 、加納 、宝生 、南海 、霧島 、苑 麻 、澤 北 、工藤 と
写真 を消 していく。
「次 の段階 だ!
鍵 に抗 う力 を。」
男 が研究 員 たちに言 う。
Jはこの時 はまだ顔 を出 していません。
THIRD-i研究 室
2番目 の感染 者 はまだ発症 しないものの、発症 の恐怖 に怯 えていた。
「これが山村 ヨウコの細胞 。
安田 ユキコと同様 に感染 し、ウイルスは細胞 内 で増殖 を繰 り返 している。
だが・・数 時間 後 に採取 された血液 では、
ウイルスの増殖 は止 まっている。」と敷 村 (神保 悟志 )。
「彼女 が特殊 な体質 だということでしょうか。」と南海 (芦名 星 )。
「発症 しないのは彼女 の体質 のせいではない。
恐 らく、彼女 が感染 したあとに行 った何 かが、
発病 を防 いでいるんだ。
それさえわかれば・・。」
敷 村 の携帯 が鳴 り、敷 村 が席 を外 す。
「高木 !お前 何 やってたんだよ!
なぜ連絡 よこさなかったんだ。」と敷 村 。
「すまん。
うちの連中 来 たか?」繁華 街 を歩 きながら話 す高木 (田中 哲司 )。
「とびきりのいい女 が来 てるよ。」
「南 か。」
「ああ。
そんなことはどうでもいいが、一体 どうなってるんだ!
お前 が犯罪 を犯 すなんて。」
「俺 ははめられたんだ。
とにかく今 は無実 を証明 出来 る手 がかりがほしい。」
「手 がかり?」
「殺 された沖田 さんがロシアから持 ち込 んだファイルがあったはずだ。」
「あれならとっくに解析 処理 を終 えた。
中 に何 が入 っていたかは、THIRD-iの連中 に伝 えたよ。」
「Bloody-Xの塩基 配列 。」
「ああ。」
「あのファイルを預 からせてくれ。
俺 のほうでも調 べてみたいんだ。
それ自体 に何 か痕跡 が残 ってるかもしれない。」
「用意 しておく。」
「今 から会 えるか?近 くに、」
電話 を終 えた敷 村 に、南海 が声 をかける。
「どなたからですか?」
「あいや・・昔 の女 からで。しつこくて。」
「・・・」
THIRD-iでは、マヤにテロ組織 についての尋問 が開始 される。
「いい男 なのに。
こんな風 に出会 いたくなかったわ。」マヤが加納 に言 う。
「・・・強 がってるのは今 のうちだ。
ここからは大人 の時間 だぞ。」
「・・・」
THIRD-iに、S.S.Tというチームが到着 する。
「FBIで最 新鋭 の尋問 方法 を学 んできたチームだ。
俺 は昔 ながらの殴 ったり蹴 ったりの方 が好 きなんだがなー。」と加納 。
「我慢 しようとなさっても無駄 です。
訓練 を受 けた張本人 ですら、耐 え切 れる者 はいません。
どうなさいます?
今 すぐ組織 についてお話 になりますか?」
「・・・」
男 がスイッチを入 れる。
電流 に苦 しむマヤ。
「今 のは一番 弱 いレベルです。」
「・・・」
THIRD-i本部 に連 れて来 られた藤丸 は、妹 の遥 (川島 海 荷 )に連絡 を入 れる。
「遥 ?ごめん。今 夜 は帰 れそうにもない。」
「ああ、そうなの。」
「そうなの?」
「こっちは大丈夫 。
THIRD-iの人 たちが交代 で見張 っててくれるから。
今 ね、宝生 さんが来 て一緒 にご飯 食 べるところなの。」
「ふーーーん。
なんか俺 といるより楽 しそうだな。」
「まあね!」
「まあねって・・。
じゃあいいよ。切 るよーー。
・・・遥 ?」
「父 さん・・どうしてるんだろう・・。」
「心配 するな。
親父 はいつでも、俺 とお前 の味方 だって言 ったんだ。
何 があっても、俺 たちは親父 を信 じよう。」
「・・うん!」
「うん。
じゃあな。」
「・・おやすみ。」
そのままにされた高木 の個室 。
机 のうえには家族 の写真 が置 いてあった。
高木 は、ある施設 の鍵 を解除 し侵入 する。
「高木 。」
中 で敷 村 が待 っていた。
「すまん。こんな訪 ね方 しか出来 なくて。」
「これだ。」
「悪 いな。」
ディスクを受 け取 り立 ち去 ろうとする高木 。
「高木 、俺 で力 になれることがあったら、いつでも連絡 くれ。」
「・・・」
「高木 。」
高木 は少 し微笑 み、そして出 ていく。
倉庫 を出 ていく敷 村 を、蝶 のタトゥーの男 ・出 門 (TET)が天井 側 から
見張 っていた。
独房
「朝倉 さん。」と石川 看守 (野間口 徹 )。
「うん?」
「あの神島 って教祖 、最近 、外 と連絡 取 ったことありましたか?
面会 人 があったとか、手紙 を書 いたりとか。」
「いや。最近 どころか、入所 以来 ない。
・・何 でそんなことを?」
「あいつ、外 にいる人間 を殺 してみせるって言 って、
あるヤツの名前 と住所 を俺 に言 ってきたんです。
そしたら・・本当 にそいつが死 んで、」
「バカ!!何 かの偶然 だよ!!」
「・・・ですよね。」
出 門 が、意識 のない男 を車 の後部 座席 に運 ぶ。
「何 してるの?
動 かないで。」
男 に銃 を突 きつける南海 。
手 を挙 げた男 にゆっくりと近 づいていく。
すばやい動 きで南海 から逃 れる男 。
「次 は撃 つ!」と南海 。
南海 が車 の後部 座席 に一瞬 気 を取 られた隙 に、
男 は南海 の銃 から弾 を奪 い、首 を締 め上 げる。
南海 は意識 を失 ってしまい・・。
THIRD-i
「敷 村 教授 が誘拐 された!」
「どういうことですか!霧島 さん!
南 がついていたはずじゃ?」と宝生 ((片瀬 那 奈 ))。
「現在 病院 で治療 中 だ。
情報 では、かなりのダメージらしい。」
「治療 中 って・・。」
「あーあ、やつらにやられっぱなしだ、こりゃ。
で、犯人 は?」と加納 。
「間 もなく。
警備 会社 から映像 が来 ました!」と澤 北 。
「・・・こいつ!
ふざけやがって。」と加納 。
「でも、どうやって中 に・・
ここセキュリティー万全 のはずですよね!」と工藤 。
「おい、これより前 の映像 呼 び出 せるか?」と加納 。
「はい。
来 ました。」と澤 北 。
「・・・高木 さん?」
防犯 カメラに、高木 が男 を招 き入 れる姿 が映 っていた!
「やはり・・高木 さんはスパイ!」と霧島 。
「くそ・・あの野郎 !!」と加納 。
執拗 な拷問 になかなか屈 しないマヤに、加納 の怒 りが向 けられる。
「おい!まだ吐 かないのか!
何 てこずってる!」
「いいえ、きわめて順調 です。
いま少 し休 ませてるんです。」
「時間 がねーんだよ!」
「続 ければ体 が持 ちません。
それに、休 ませることで、証人 は尋問 が再開 されることへの恐怖 を
抱 きます。
大丈夫 。間 もなく彼女 は落 ちます。」
『最後 の希望 は』ネットへの書 き込 み。
車 を運転 する出 門 。
後部 座席 には、意識 を失 った敷 村 。
『消 えた』
『我々 は力 を手 に入 れる』
『鍵 からの解放 』
弥 代 学院 高等 部
「あー・・楽 しみって、あっという間 に過 ぎるもんですね・・。」
撮影 したマヤの写真 を見 ながら、彼女 が学校 を休 んだことを悲 しむ
立川 (久野 雅弘 )。
「ほーんと嬉 しいですね。エロ教師 がお休 みしてくれて。」
とあおい(藤井 美 菜 )。
「ね、高木 君 も来 てない。
まさか学校 辞 めるなんてことないよね。」と真子 (徳永 えり)。
「・・・」
「藤丸 なら腹 壊 して今日 は休 むって。
夕 べ食 いすぎたらしい。」と音 弥 。
あおいは意味 深 に音 弥 を見 つめる。
「・・何 だよ。」
「何 にも!」
THIRD-i
仮眠 室 で眠 る藤丸 に布団 をかけ直 す宝生 。
部屋 を出 ると、加納 が待 っていた。
「父親 のことをあいつに知 らせるな。
取 り乱 してまた何 をするかわからん。」
「はい。」
「それと・・余計 な同情 もするな。」
「はい。」
独房
朝倉 看守 がトイレに立 つと、石川 看守 は神島 の前 に立 ち、
妻 の愛人 の写真 を見 せる。
「出来 るんだろ?」
THIRD-i
「落 ちる落 ちるって全然 落 ちねーじゃないか!」と加納 。
「予想 以上 に粘 っています。」
「だったらもっとレベルを上 げろ!」
「ダメです。これ以上 やったら死 んでしまいます。」
「構 わん。」
「・・・死 んでしまったら二度 と手 がかり、」
「やれ!
やれって!!」
「・・・」
レベルを上 げてスイッチを入 れると、マヤは悲鳴 をあげ・・。
「もう一度 !
やれ!」と加納 。
「・・・」
「待 って・・。」マヤはそう言 い・・。
目 を覚 ました高木 の下 に宝生 がやってくる。
「高木 君 !」
宝生 が高木 を苑 麻 局長 の下 に連 れていく。
部屋 には霧島 もいた。
「正直 に言 おう。
我々 は君 の事 を諸刃 の剣 だと思 っている。
使 い方 次第 で君 は、大 きな助 けにもなるし、
障害 にもなる。
だから・・もうこれ以上 この件 で君 を関 わらせることは、
本当 に避 けたいんだが・・」と霧島 。
「折原 マヤが、アジトに案内 すると言 ってる。
ただし、君 が同行 することが条件 だと言 っている。」と局長 。
「俺 が?」
「自分 の正体 を暴 いた君 には、全 てを知 る権利 があると。
そんなザルごと、もちろん信 じちゃいないがな。」と霧島 。
「・・・」
「もとはと言 えば、君 をこの件 に巻 き込 んだのは我々 だ。
・・・断 るなら、断 ってくれて構 わない。」と局長 。
「行 きますよ俺 。」
「相手 は何 をたくらんでいるかわからないんだぞ!」と霧島 。
「あいつらを捕 まえるチャンスなんだろ?
俺 も妹 も、あいつらに散々 酷 い目 に遭 わされてきたんだ!」
「いいのか?」と局長 。
「行 かせてください。」
「君 の安全 は、何 があっても、我々 が守 る。」
「・・・」
廊下 を歩 く加納 と藤丸 。
「苑 麻 局長 がどう言 ったか知 らねーけどな、
お前 だけを守 ってやる余裕 なんて俺 たちにはない。
いざとなったらお前 を切 り捨 てるかもしれない。」と加納 。
「わかってます。」と藤丸 。
「さっきの件 、間違 いないんだな?」局長 が霧島 に聞 く。
「残念 ですが・・」
「ならば絶対 にあの息子 から目 を離 すな。」
「はい。」
「テロリスト確保 の際 に何 かあった時 は、」
「承知 してます。」
「輸送 車 が犠牲 になっても構 わん。」
「・・・」
「国 を守 ることが最大 優先 だ。」
「・・はい。」
地下 駐車 場
「これを着 ろ。」
加納 が藤丸 に防弾 チョッキを投 げる。
「なーに頭 さえ撃 たれなければ大丈夫 だよ。」
「・・・」
藤丸 が防弾 チョッキを身 に着 けていると、
宝生 と工藤 に連 れられマヤがやってきた。
「やつが何 を言 おうと信用 するなよ。」と加納 。
「・・はい。」と藤丸 。
ハンバーガーショップ
「絶対 何 か隠 してる!」とあおい。
「え?」と真子 。
「音 弥 よ!
何 かあったのよ、あの顔 は!
ね、あとで藤丸 の家 に行 こう!」
「うん。」
「それにしても悔 しいな、今日 の100メートル走 。
13秒 0!
私 どうやっても12秒 台 が出 ないの・・。」
真子 と話 ながらトレーに乗 せたジュースを運 んでいたあおいは、
ある男 にぶつかってしまう。
「すみません!!どうしよう!!」
「大丈夫 。すぐ落 ちるから。」
「でも・・」
「僕 の方 こそぼーっとしててごめん。
それ・・お詫 びにおごるよ。」
それは・・Jだった!
「へー。100メートル13秒 0か。
僕 より全然 早 い!」
「私 なんて15秒 8だよ。気 にすることないよ。」と真子 。
「でも、どうしても12秒 台 を出 したいんです。」
「じゃあ、僕 が君 に12秒 台 を出 させてあげる。」
「え?」
「いいかい?
まず、X=12.999、これは間違 いなく12秒 台 だ。」
「はい。」
「次 に、10倍 する。
10X=129.999
上 から下 を引 くと、9X=117、
ということは、X=13.
これと、これ。
13=12.999、
つまり、13秒 0は、12秒 台 ってことになる。」
「へー!面白 い!」と真子 。
「何 だか騙 されたみたい・・。
でも、ちょっと元気 出 てきました。」
「神崎 さんって数学 の先生 なんですか?」
「あー、以前 は大学 で教 えてた。
ごめん、僕 はこれで。」
「カッコイイ!あの人 !」とあおい。
意 を決 し、加納 ・宝生 ・工藤 ・マヤと共 に車 に乗 り込 む藤丸 。
マヤたちを乗 せた車 をTHIRD-iの監視 システムが追跡 する。
車内
「ねえ、高木 君 。
私 があなたを呼 んだ本当 の理由 ・・わかる?」
「・・・」
「話 を聞 くな、高木 。」と加納 。
「あなた、会 いたい人 がいるでしょう?」とマヤ。
「・・は?」
「その人 に会 わせてあげる。」
「え・・」
「あなたのお父 さん・・私 たちの仲間 だから。」
「・・・」
「黙 れ!」と加納 。
「嘘 だ・・」
「嘘 じゃない。
二人 に聞 いてみれば。」
「・・・」
「おい何 とか言 えよ!」と藤丸 。
「信 じちゃダメ!
この人 、あなたを惑 わそうとしているだけ!」と宝生 。
「本当 なのか?
父 さんがスパイだって・・本当 なのかよ!」
「高木 !」と加納 。
「今 から行 くところでね、お父 さん、あなたのこと待 っているのよ。」
「嘘 だ・・」
「高木 !この女 の言 うことはでたらめだ。
俺 を信 じろ!」と加納 。
「・・・」
「信 じられなきゃ今 すぐこの車 を降 りろ!」
「・・・」
「そうだ、高木 君 。
もうひとつ大事 なこと教 えておいてあげる。
この二人 のうちひとり・・私 の仲間 よ。」
「バカなこと言 うな。」と加納 。
「何 で私 たちが!
騙 されちゃダメよ!」と宝生 。
「わかってます。」と藤代 。
もはや、誰 を信 じていいのかさえ分 からない、不穏 な空気 が車内 を包 む…。
車 がトンネルに入 る。
「間違 いない。この車 さっきから付 けられてます!」と工藤 。
「何 ?」と加納 。
「あの青 い車 ?」
「はい。」と工藤 。
「霧島 、どういうことだ。尾行 されているぞ。」と加納 。
「そんなバカな!
少 し待 ってください。
いいか工藤 。」
霧島 は車 を運転 する工藤 に指示 を出 す。
「・・・了解 !」
マヤを乗 せた車 は尾行 する青 い車 を振 り切 り、ビルの駐車 場 へ。
工藤 以外 の人間 は別 の車 に乗 り換 え、追跡 を逃 れる。
「さあ、行 くぞ。」と加納 。
「変 だと思 いませんか?
何 でやつらは、俺 らがあの車 に乗 ってたって
わかったんでしょうか。」と藤丸 。
「・・・」
「だからこの中 にスパイがいるって言 ったじゃない。」とマヤ。
「高木 君 !」と宝生 。
「いい加減 にしろ!
さっきの青 い車 を捕 まえてみればわかるんだよ!」と加納 。
「加納 さん・・今 何 て言 いました?」
「え?」
「・・・」
「何 だよ・・。」
「いや何 も。」
THIRD-i
「霧島 さん・・ちょっと・・」
S.S.Tの男 がやってくる。
「実 は・・ひとつ気 になったことが。
あの、加納 っていう人 のことです。
もう少 しで、大切 な証人 を殺 してしまうところだった。」
「申 し訳 ありませんでした。
あの人 は、少々 強引 なところがありまして。」
「それだけでしょうか。
私 には、あの人 が本当 に証人 を殺 したがっているにしか見 えなかった。」
「え?」
「もしかしたら・・証言 してほしくなかったのかも。」
「・・・」
「ま・・気 のせいかもしれませんが・・。」
「・・・」
工藤 の運転 する車 に青 い車 が並 ぶ。
運転 席 の様子 を伺 う工藤 。
すると青 い車 が急 発進 して走 り去 る。
「くそ!気 づきやがった!」
加納 が運転 する隣 でパソコンのキーボードを叩 く藤丸 。
「何 やってる。」と加納 。
「すみません。何 かいじってないと落 ち着 かなくて・・。」
宝生 の携帯 が着信 する。
『宛先 :宝生 小百合
送信 者 :高木 藤丸
ほぼまちがいないと思
う。裏切 り者 わかりま
した。本当 は、もうち
ょっとだけ確証 を得 よ
うと思 いましたが、今
は時間 がないので待 っ
てられない。ここに書
きます。加納 はスパイ
です。協力 お願 いしま
す。
これを霧島 さんにも送
信 します。』
目立 たぬよう顔 を見合 わせる宝生 と藤丸 。
THIRD-i
霧島 の携帯 に、藤丸 のメールが届 く。
ごみ処理 場 に、男 の遺体 が発見 される。
石川 家
「ただいま。」
妻 ・松子 (三原 伊織 奈 )は、帰宅 した夫 を見 ようともせず、
今 にも泣 き出 しそうな表情 で、二 階 へとあがっていく。
「どうした?」
居間 では付 けっぱなしのテレビから、ニュースが流 れていた。
『今日 未明 、東京 のごみ処理 場 で、男性 の遺体 が発見 されました。
死亡 が確認 されたのは、自動車 販売 会社 に勤 める、
会社 員 ・吉岡 ケイスケさん。
現場 に争 った形跡 がなかったことから、
警察 では、死因 の特定 を急 ぐと共 に、
事件 と事故 の両面 で捜査 を進 めています。』
マヤに案内 され、人気 のない倉庫 へと連 れて行 かれた藤丸 、加納 、宝生 。
「ずいぶん辺鄙 なところだな。」と加納 。
「ウイルスを隠 しているんだから、当然 でしょ。
ここからは歩 きよ。」とマヤ。
先頭 を歩 く加納 。
宝生 はマヤを捕 まえながら、藤丸 に聞 く。
「さっきの話 ・・確 か?」
「はい。今 理由 は言 えませんが、間違 いありません。」
「あそこか。
俺 が見 てくる。」と加納 。
「いいの?」とマヤ。
「え?」と宝生 。
「この人 がスパイだったら、仲間 を引 き連 れて戻 ってくるかもよ。」
「宝生 気 にするな!」
「・・・」
「お前 が行 くか?」
「こっちが裏切 り者 だったら?」とマヤ。
「・・・」
「そうかい。下手 な心理 戦 仕掛 けやがって。
これがこいつの作戦 だ。
あえて一人 がスパイだと教 えて俺 たちに何 も出来 なくさせる。」
「加納 さん、察 しがいいんですね。」と宝生 。
「何 だその言葉 。ずいぶんトゲがあるじゃないか。」
「・・・
あなたをここに拘束 させてもらう。
偵察 には私 と加納 さん二人 で行 く。
いいですね?」と宝生 。
「ああ。」と加納 。
宝生 はマヤの手錠 を柵 に繋 ぐ。
「しっかり見張 ってて。」宝生 が藤丸 に言 う。
「はい。」
「行 くぞ!」
先 に歩 き出 す加納 。
宝生 が銃 に手 をかけたその時 、加納 が銃 を宝生 に突 きつける。
「銃 を捨 てろ、宝生 !」
「・・・」
宝生 が銃 を藤丸 の方 に捨 てる。
「高木 君 !スパイに銃 を向 けて!」
藤丸 は銃 を拾 い・・・それを宝生 に向 ける。
「何 やってんの!そっち!」と宝生 。
「スパイに銃 を向 けているんです!」と藤丸 。
「・・・」
「霧島 、スパイを捕捉 した。」加納 が無線 連絡 する。
「了解 !周囲 に仲間 は?」と霧島 。
「今 のところ見当 たらない。」
「突入 班 がそちらに向 かっています。
約 10分 で到着 の予定 。」
「どうして・・」と宝生 。
「さっき宝生 さんと霧島 さんに送 ったメール・・
縦 に読 むと、あんたが犯人 だってわかるようになってるんです。」と藤丸 。
霧島 あてのメールの一番 最初 に、藤丸 は一 箇所 付 け加 えていた。
『↓』
そのラインを縦 に読 むと、
『ほうしょうはてきです。』
と書 かれていたのだ。
そして加納 には霧島 からメールが届 いていた。
『宝生 はスパイの可能 性
あり。』
「私 がスパイだっていう根拠 は何 ?」と宝生 。
「気 づいたきっかけは・・加納 さんの言葉 です。」
『いい加減 にしろ。そんなもんさっきの青 い車 捕 まえてみれば
わかるんだよ。』
「尾行 してくる車 を見 て、最初 に青 い車 と言 ったのは、
宝生 さんでしたよね。」
「・・・」
「車 がトンネルの中 を通 っているときでした。
でも、ナトリウム灯 に照 らされた、あのトンネルの中 で、
車 の色 がわかったはずがないんです!
あんたはあらかじめ仲間 から、青 い車 が行 くと聞 いていたんじゃ
ないんですか?
だから思 わず・・見 えるはずのない車 の色 を言 ってしまったんだ。」
「たったそれだけのことで?
私 は殺 されかけたのよ。胸 を撃 たれて。」
「おっとー。それも証拠 のひとつだ。
俺 としたことがもっと早 く気 づくべきだった。
なあ宝生 。プロの殺 し屋 なら俺 たちが防弾 チョッキを着 けてること
ぐらい知 ってる。
胸 じゃなく頭 を狙 って撃 つだろう。」
「そんなの・・たまたまでしょ。」
「まあいいや。あと10分 で突入 班 が来 る。
言 い訳 は本部 でゆっくりしろ。」
つながれたはずのマヤが姿 を消 していた。
銃 を突 きつけながら宝 生 へとゆっくり近 づいていく加納 。
その時 !
「加納 さん!」藤丸 が叫 ぶ。
加納 はマヤに頭部 を叩 かれ銃 を落 としてしまう。
その銃 を拾 い、今度 は加納 に突 きつける宝生 。
「・・・宝生 を撃 て!」加納 が藤丸 に言 う。
裏切 り者 の宝生 へ銃 を向 ける藤丸 。
「撃 て!!」と加納 。
だが藤丸 には撃 つ事 が出来 ない。
すると突然 、宝生 が加納 に向 けて銃 を撃 ち放 った。
※あらすじは一部 公式 HPを引用 しています。
二人 のうちのどちらかはスパイ。
これはマヤの心理 戦 かと思 っていました。
本当 に宝生 がスパイだったとは!
いくらスーパー高校生 でも、銃 で人 を撃 つことなんて出来 ないですよね。
あの状態 で躊躇 してしまう気持 ち、わかります。
そして、加納 は撃 たれてしまいました・・。
宝生 がどこを狙 ったのか気 になります。
テロリストのボス、Jがやっと登場 しました。
あおい達 に接触 してきたのは、彼女 たちが藤丸 の友人 だからですよね。
神崎 と名乗 っていましたが、独房 の神島 とのつながりは?
高木 と出 門 は本当 に繋 がっているのか?
それともあのビデオが細工 されたものなのか。
石川 の妻 ・松子 の愛人 の死 。
本当 に神島 が力 を使 ったのでしょうか?
それとも、神島 は外 の世界 と何 らかの方法 で繋 がっているのか?
テロリストの言葉 が気 になります。
「鍵 に抗 う力 を。」
そして、ネットの書 き込 み。
『最後 の希望 は消 えた』
『我々 は力 を手 に入 れる』
『鍵 からの解放 』
これらの言葉 が意味 するものは?
鍵 って何 でしょうね。国 ・・国家 ・・何 か大 きな力 のような気 がします。
実 はテロリストは、国 から人々 を守 ろうとしていたり?
「クリスマスの
「
「・・・」
マヤが
しているのに
「・・・なんでだよ!
「・・・」
マヤの
「
「どうして・・あなた
「さっきの
「このガキ
『あ、
なんか、
じゃあな!』
「で、
お
わけだ。」と
「・・・」
「お
「
「
「
ほっとしたのかその
「おい!
「
やっぱりあの
「・・・」
「あいつらこの
マヤが
「
マヤは
「おい!
お
テロリストのアジト
「つかまっちゃったみたいだ。」
「まあいいんじゃない?」
「そうそう。ほっとけば?」
「
Jと
パソコン
すると、
8
「
Jはこの
THIRD-i
2
「これが
だが・・
ウイルスの
「
「
それさえわかれば・・。」
「
なぜ
「すまん。
うちの
「とびきりのいい
「
「ああ。
そんなことはどうでもいいが、
お
「
とにかく
「
「
「あれならとっくに
「Bloody-Xの
「ああ。」
「あのファイルを
それ
「
「
「どなたからですか?」
「あいや・・
「・・・」
THIRD-iでは、マヤにテロ
「いい
こんな
「・・・
ここからは
「・・・」
THIRD-iに、S.S.Tというチームが
「FBIで
「
どうなさいます?
「・・・」
「
「・・・」
THIRD-i
「
「ああ、そうなの。」
「そうなの?」
「こっちは
THIRD-iの
「ふーーーん。
なんか
「まあね!」
「まあねって・・。
じゃあいいよ。
・・・
「
「
「・・うん!」
「うん。
じゃあな。」
「・・おやすみ。」
そのままにされた
「
「すまん。こんな
「これだ。」
「
ディスクを
「
「・・・」
「
「
「うん?」
「あの
「いや。
・・
「あいつ、
あるヤツの
そしたら・・
「バカ!!
「・・・ですよね。」
「
すばやい
「
THIRD-i
「
「どういうことですか!
「
「
「あーあ、やつらにやられっぱなしだ、こりゃ。
で、
「
「・・・こいつ!
ふざけやがって。」と
「でも、どうやって
ここセキュリティー
「おい、これより
「はい。
「・・・
「やはり・・
「くそ・・あの
「おい!まだ
「いいえ、きわめて
いま
「
「
それに、
『
『
『
『
「あー・・
「ほーんと
とあおい(
「ね、
まさか
「・・・」
「
あおいは
「・・
「
THIRD-i
「
「はい。」
「それと・・
「はい。」
「
THIRD-i
「
「
「だったらもっとレベルを
「ダメです。これ
「
「・・・
「やれ!
やれって!!」
「・・・」
レベルを
「もう
やれ!」と
「・・・」
「
「
「
だから・・もうこれ
「
ただし、
「
「
そんなザルごと、もちろん
「・・・」
「もとはと
・・・
「
「
「あいつらを
「いいのか?」と
「
「
「・・・」
「
お
いざとなったらお
「わかってます。」と
「さっきの
「
「ならば
「はい。」
「テロリスト
「
「
「・・・」
「
「・・はい。」
「これを
「なーに
「・・・」
「やつが
「・・はい。」と
ハンバーガーショップ
「
「え?」と
「
ね、あとで
「うん。」
「それにしても
13
ある
「すみません!!どうしよう!!」
「
「でも・・」
「
それ・・お
それは・・Jだった!
「へー。100メートル13
「
「でも、どうしても12
「じゃあ、
「え?」
「いいかい?
まず、X=12.999、これは
「はい。」
「
10X=129.999
ということは、X=13.
これと、これ。
13=12.999、
つまり、13
「へー!
「
でも、ちょっと
「
「あー、
ごめん、
「カッコイイ!あの
マヤたちを
「ねえ、
「・・・」
「
「あなた、
「・・は?」
「その
「え・・」
「あなたのお
「・・・」
「
「
「
「・・・」
「おい
「
この
「
「
「
「
「
「・・・」
「
「・・・」
「そうだ、
もうひとつ
この
「バカなこと
「
「わかってます。」と
もはや、
「
「
「あの
「はい。」と
「
「そんなバカな!
いいか
「・・・
マヤを
「さあ、
「
わかったんでしょうか。」と
「・・・」
「だからこの
「
「いい
さっきの
「
「え?」
「・・・」
「
「いや
THIRD-i
「
S.S.Tの
「
あの、
もう
「
あの
「それだけでしょうか。
「え?」
「もしかしたら・・
「・・・」
「ま・・
「・・・」
すると
「くそ!
「
「すみません。
『
ほぼまちがいないと
う。
した。
ょっとだけ
うと
は
てられない。ここに
きます。
です。
す。
これを
THIRD-i
ごみ
「ただいま。」
「どうした?」
『
マヤに
「ずいぶん
「ウイルスを
ここからは
「さっきの
「はい。
「あそこか。
「いいの?」とマヤ。
「え?」と
「この
「
「・・・」
「お
「こっちが
「・・・」
「そうかい。
これがこいつの
あえて
「
「
「・・・
あなたをここに
いいですね?」と
「ああ。」と
「しっかり
「はい。」
「
「
「・・・」
「
「
「スパイに
「・・・」
「
「
「
「
「どうして・・」と
「さっき
『↓』
そのラインを
『ほうしょうはてきです。』
と
そして
『
あり。』
「
「
『いい
わかるんだよ。』
「
「・・・」
「
でも、ナトリウム
あんたはあらかじめ
ないんですか?
だから
「たったそれだけのことで?
「おっとー。それも
なあ
ぐらい
「そんなの・・たまたまでしょ。」
「まあいいや。あと10
つながれたはずのマヤが
その
「
その
「・・・
「
だが
すると
※あらすじは
これはマヤの
いくらスーパー
あの
そして、
テロリストのボス、Jがやっと
あおい
それともあのビデオが
それとも、
テロリストの
「
そして、ネットの
『
『
『
これらの