나의 공부/Drama★Story

ブラッディ・マンデイ 第03話

grandguy 2009. 3. 16. 10:33
裏切(うらぎ)(もの)(だれ)だ!?味方(みかた)(ひそ)(てき)(かげ)!!テロ首謀(しゅぼう)(しゃ)(げん)る』

藤丸(ふじまる)三浦(みうら)(はる)())と(おと)(わたる)佐藤(さとう)(けん))は、ロシアで()きたウイルステロ
「クリスマスの虐殺(ぎゃくさつ)」の映像(えいぞう)(うつ)っていた(おんな)が、
生物(せいぶつ)教師(きょうし)折原(おりはら)マヤ(吉瀬(よしせ)美智子(みちこ))ではないかと(うたが)う。
二人(ふたり)はその真偽(しんぎ)(たし)かめるため、マヤの自宅(じたく)マンションへと潜入(せんにゅう)
自分(じぶん)正体(しょうたい)気付(きづ)いた藤丸(ふじまる)に、マヤはついに本性(ほんしょう)をあらわし(じゅう)()ける。
()げても無駄(むだ)よ!」
「・・・」
マヤが()(がね)()こうとしたその(とき)何者(なにもの)かが(まど)(そと)から
彼女(かのじょ)右腕(うわん)()つ。

()かい(がわ)のビルには射撃(しゃげき)(はん)加納(かのう)松重(まつしげ)(ゆたか))の姿(すがた)があった。

恐怖(きょうふ)(うご)けずにいた藤丸(ふじまる)は、マヤが()とした(じゅう)()()ばそうと
しているのに()づき、(あわ)てて(じゅう)(はら)いのける。
「・・・なんでだよ!
 (なに)であんな(ひど)いことが出来(でき)んだよ!!」
「・・・」

マヤの(きず)手当(てあ)てをする警察官(けいさつかん)
(おどろ)いたよ。まさか学校(がっこう)(なか)にまでスパイがいたとはな。」と加納(かのう)
「どうして・・あなた(たち)が?」とマヤ。
「さっきの電話(でんわ)だよ。」と藤丸(ふじまる)
「このガキ()めた真似(まね)しやがってよ。」

藤丸(ふじまる)(おと)(わたる)にかけた電話(でんわ)
『あ、(おと)(わたる)?バーーカ。
 折原(おりはら)先生(せんせい)なら()ってても無駄(むだ)
 (いま)な、(おれ)二人(ふたり)でいるんだ。
 なんか、(あぶ)ない雰囲気(ふんいき)っていうか。
 (おれ)先生(せんせい)(おそ)われちゃうかも!
 じゃあな!』
(じつ)はあれは、THIRD-i本部(ほんぶ)にかけていたのだ。

「で、電話(でんわ)()ったふりして(つな)ぎっぱなしで。
 お(かげ)でこっちは二人(ふたり)(あぶ)ない会話(かいわ)をずっと()かせてもらったって
 わけだ。」と加納(かのう)
「・・・」
「お(まえ)らの組織(そしき)のこと、本部(ほんぶ)でじっくり()かせてもらおうか。」

藤丸(ふじまる)がマヤのマンションを()ていくと、そこへ(おと)(わたる)佐藤(さとう) (けん))が()けつける。
藤丸(ふじまる)!」
(おと)(わたる)・・」
心配(しんぱい)したぞ。
 (なに)なんだよ、あの(ひと)たち。」
ほっとしたのかその()(くず)()ちそうになる藤丸(ふじまる)
「おい!大丈夫(だいじょうぶ)か?」
大丈夫(だいじょうぶ)・・。
 やっぱりあの映像(えいぞう)(うつ)っていたのは、折原(おりはら)先生(せんせい)だった。」
「・・・」
「あいつらこの(くに)でもウィルスを()こうとしていたんだ。」

マヤが連行(れんこう)されていく。

先生(せんせい)・・」と(おと)(わたる)

マヤは微笑(ほほえ)みを()かべながら二人(ふたり)(まえ)(とお)()ぎていく。

「おい!
 お手柄(てがら)()いたいところだがな、
 (くわ)しい事情(じじょう)()きたい。
 一緒(いっしょ)(らい)い。」
加納(かのう)藤丸(ふじまる)()う。

テロリストのアジト
鼻歌(はなうた)(うた)いながらパソコンを操作(そうさ)する(おとこ)

今日(きょう)(きょく)は『(あか)(くつ)』。

「つかまっちゃったみたいだ。」
「まあいいんじゃない?」
「そうそう。ほっとけば?」
計画(けいかく)になんら支障(ししょう)はありません、J。」
Jと()ばれる(おとこ)はパソコンの画面(がめん)()したマヤの写真(しゃしん)()つめ・・。

パソコン担当(たんとう)(おとこ)が、マヤの写真(しゃしん)削除(さくじょ)する。
すると、画面(がめん)(じょう)
南海(なんかい)(その)(あさ)局長(きょくちょう)霧島(きりしま)高木(たかぎ)
工藤(くどう)宝生(ほうしょう)加納(かのう)(さわ)(きた)
8(にん)顔写真(かおじゃしん)(あらわ)れる。
(おとこ)高木(たかぎ)加納(かのう)宝生(ほうしょう)南海(なんかい)霧島(きりしま)(その)(あさ)(さわ)(きた)工藤(くどう)
写真(しゃしん)()していく。

(つぎ)段階(だんかい)だ!
 (かぎ)(あらが)(ちから)を。」
(おとこ)研究(けんきゅう)(いん)たちに()う。

Jはこの(とき)はまだ(かお)()していません。

THIRD-i研究(けんきゅう)(しつ)
2番目(ばんめ)感染(かんせん)(しゃ)はまだ発症(はっしょう)しないものの、発症(はっしょう)恐怖(きょうふ)(おび)えていた。

「これが山村(やまむら)ヨウコの細胞(さいぼう)
 安田(やすだ)ユキコと同様(どうよう)感染(かんせん)し、ウイルスは細胞(さいぼう)(ない)増殖(ぞうしょく)()(かえ)している。
 だが・・(すう)時間(じかん)()採取(さいしゅ)された血液(けつえき)では、
 ウイルスの増殖(ぞうしょく)()まっている。」と(しき)(むら)神保(じんぼ)悟志(さとし))。
彼女(かのじょ)特殊(とくしゅ)体質(たいしつ)だということでしょうか。」と南海(なんかい)芦名(あしな) (ほし))。
発症(はっしょう)しないのは彼女(かのじょ)体質(たいしつ)のせいではない。
 (おそ)らく、彼女(かのじょ)感染(かんせん)したあとに()った(なに)かが、
 発病(はつびょう)(ふせ)いでいるんだ。
 それさえわかれば・・。」

(しき)(むら)携帯(けいたい)()り、(しき)(むら)(せき)(はず)す。

高木(たかぎ)!お(まえ)(なに)やってたんだよ!
 なぜ連絡(れんらく)よこさなかったんだ。」と(しき)(むら)
「すまん。
 うちの連中(れんちゅう)()たか?」繁華(はんか)(がい)(ある)きながら(はな)高木(たかぎ)田中(たなか)哲司(てつし))。
「とびきりのいい(おんな)()てるよ。」
(みなみ)か。」
「ああ。
 そんなことはどうでもいいが、一体(いったい)どうなってるんだ!
 お(まえ)犯罪(はんざい)(おか)すなんて。」
(おれ)ははめられたんだ。
 とにかく(いま)無実(むじつ)証明(しょうめい)出来(でき)()がかりがほしい。」
()がかり?」
(ころ)された沖田(おきた)さんがロシアから()()んだファイルがあったはずだ。」
「あれならとっくに解析(かいせき)処理(しょり)()えた。
 (ちゅう)(なに)(はい)っていたかは、THIRD-iの連中(れんちゅう)(つた)えたよ。」
「Bloody-Xの塩基(えんき)配列(はいれつ)。」
「ああ。」
「あのファイルを(あず)からせてくれ。
 (おれ)のほうでも調(しら)べてみたいんだ。
 それ自体(じたい)(なに)痕跡(こんせき)(のこ)ってるかもしれない。」
用意(ようい)しておく。」
(いま)から()えるか?(ちか)くに、」

電話(でんわ)()えた(しき)(むら)に、南海(なんかい)(こえ)をかける。
「どなたからですか?」
「あいや・・(むかし)(おんな)からで。しつこくて。」
「・・・」

THIRD-iでは、マヤにテロ組織(そしき)についての尋問(じんもん)開始(かいし)される。
「いい(おとこ)なのに。
 こんな(ふう)出会(であ)いたくなかったわ。」マヤが加納(かのう)()う。
「・・・(つよ)がってるのは(いま)のうちだ。
 ここからは大人(おとな)時間(じかん)だぞ。」
「・・・」

THIRD-iに、S.S.Tというチームが到着(とうちゃく)する。
「FBIで(さい)新鋭(しんえい)尋問(じんもん)方法(ほうほう)(まな)んできたチームだ。
 (おれ)(むかし)ながらの(なぐ)ったり()ったりの(ほう)()きなんだがなー。」と加納(かのう)
我慢(がまん)しようとなさっても無駄(むだ)です。
 訓練(くんれん)()けた張本人(ちょうほんにん)ですら、()()れる(もの)はいません。
 どうなさいます?
 (いま)すぐ組織(そしき)についてお(はなし)になりますか?」
「・・・」
(おとこ)がスイッチを()れる。
電流(でんりゅう)(くる)しむマヤ。
(いま)のは一番(いちばん)(よわ)いレベルです。」
「・・・」

THIRD-i本部(ほんぶ)()れて()られた藤丸(ふじまる)は、(いもうと)(はるか)川島(かわしま)(うみ)())に連絡(れんらく)()れる。
(はるか)?ごめん。(いま)(よる)(かえ)れそうにもない。」
「ああ、そうなの。」
「そうなの?」
「こっちは大丈夫(だいじょうぶ)
 THIRD-iの(ひと)たちが交代(こうたい)見張(みは)っててくれるから。
 (いま)ね、宝生(ほうしょう)さんが()一緒(いっしょ)にご(はん)()べるところなの。」
「ふーーーん。
 なんか(おれ)といるより(たの)しそうだな。」
「まあね!」
「まあねって・・。
 じゃあいいよ。()るよーー。
 ・・・(はるか)?」
(とう)さん・・どうしてるんだろう・・。」
心配(しんぱい)するな。
 親父(おやじ)はいつでも、(おれ)とお(まえ)味方(みかた)だって()ったんだ。
 (なに)があっても、(おれ)たちは親父(おやじ)(しん)じよう。」
「・・うん!」
「うん。
 じゃあな。」
「・・おやすみ。」

そのままにされた高木(たかぎ)個室(こしつ)
(つくえ)のうえには家族(かぞく)写真(しゃしん)()いてあった。

高木(たかぎ)は、ある施設(しせつ)(かぎ)解除(かいじょ)侵入(しんにゅう)する。
高木(たかぎ)。」
(ちゅう)(しき)(むら)()っていた。
「すまん。こんな(たず)(かた)しか出来(でき)なくて。」
「これだ。」
(わる)いな。」
ディスクを()()()()ろうとする高木(たかぎ)
高木(たかぎ)(おれ)(ちから)になれることがあったら、いつでも連絡(れんらく)くれ。」
「・・・」
高木(たかぎ)。」
高木(たかぎ)(すこ)微笑(ほほえ)み、そして()ていく。

倉庫(そうこ)()ていく(しき)(むら)を、(ちょう)のタトゥーの(おとこ)()(もん)(TET)が天井(てんじょう)(がわ)から
見張(みは)っていた。

独房(どくぼう)
朝倉(あさくら)さん。」と石川(いしかわ)看守(かんしゅ)野間口(のまぐち)(とおる))。
「うん?」
「あの神島(かみじま)って教祖(きょうそ)最近(さいきん)(そと)連絡(れんらく)()ったことありましたか?
 面会(めんかい)(じん)があったとか、手紙(てがみ)()いたりとか。」
「いや。最近(さいきん)どころか、入所(にゅうしょ)以来(いらい)ない。
 ・・(なに)でそんなことを?」
「あいつ、(そと)にいる人間(にんげん)(ころ)してみせるって()って、
 あるヤツの名前(なまえ)住所(じゅうしょ)(おれ)()ってきたんです。
 そしたら・・本当(ほんとう)にそいつが()んで、」
「バカ!!(なに)かの偶然(ぐうぜん)だよ!!」
「・・・ですよね。」

()(もん)が、意識(いしき)のない(おとこ)(くるま)後部(こうぶ)座席(ざせき)(はこ)ぶ。
(なに)してるの?
 (うご)かないで。」
(おとこ)(じゅう)()きつける南海(なんかい)
()()げた(おとこ)にゆっくりと(ちか)づいていく。
すばやい(うご)きで南海(なんかい)から(のが)れる(おとこ)
(つぎ)()つ!」と南海(なんかい)
南海(なんかい)(くるま)後部(こうぶ)座席(ざせき)一瞬(いっしゅん)()()られた(すき)に、
(おとこ)南海(なんかい)(じゅう)から(たま)(うば)い、(くび)()()げる。
南海(なんかい)意識(いしき)(うしな)ってしまい・・。

THIRD-i
(しき)(むら)教授(きょうじゅ)誘拐(ゆうかい)された!」
「どういうことですか!霧島(きりしま)さん!
 (みなみ)がついていたはずじゃ?」と宝生(ほうしょう)((片瀬(かたせ)()()))。
現在(げんざい)病院(びょういん)治療(ちりょう)(ちゅう)だ。
 情報(じょうほう)では、かなりのダメージらしい。」
治療(ちりょう)(ちゅう)って・・。」

「あーあ、やつらにやられっぱなしだ、こりゃ。
 で、犯人(はんにん)は?」と加納(かのう)
()もなく。
 警備(けいび)会社(かいしゃ)から映像(えいぞう)()ました!」と(さわ)(きた)
「・・・こいつ!
 ふざけやがって。」と加納(かのう)
「でも、どうやって(ちゅう)に・・
 ここセキュリティー万全(ばんぜん)のはずですよね!」と工藤(くどう)
「おい、これより(まえ)映像(えいぞう)()()せるか?」と加納(かのう)
「はい。
 (らい)ました。」と(さわ)(きた)
「・・・高木(たかぎ)さん?」
防犯(ぼうはん)カメラに、高木(たかぎ)(おとこ)(まね)()れる姿(すがた)(うつ)っていた!
「やはり・・高木(たかぎ)さんはスパイ!」と霧島(きりしま)
「くそ・・あの野郎(やろう)!!」と加納(かのう)

執拗(しつよう)拷問(ごうもん)になかなか(くっ)しないマヤに、加納(かのう)(いか)りが()けられる。
「おい!まだ()かないのか!
 (なに)てこずってる!」
「いいえ、きわめて順調(じゅんちょう)です。
 いま(すこ)(やす)ませてるんです。」
時間(じかん)がねーんだよ!」
(つづ)ければ(からだ)()ちません。
 それに、(やす)ませることで、証人(しょうにん)尋問(じんもん)再開(さいかい)されることへの恐怖(きょうふ)
 (いだ)きます。
 大丈夫(だいじょうぶ)()もなく彼女(かのじょ)()ちます。」

最後(さいご)希望(きぼう)は』ネットへの()()み。

(くるま)運転(うんてん)する(しゅつ)(もん)
後部(こうぶ)座席(ざせき)には、意識(いしき)(うしな)った(しき)(むら)

()えた』
我々(われわれ)(ちから)()()れる』
(かぎ)からの解放(かいほう)

(わたる)(だい)学院(がくいん)高等(こうとう)()
「あー・・(たの)しみって、あっという()()ぎるもんですね・・。」
撮影(さつえい)したマヤの写真(しゃしん)()ながら、彼女(かのじょ)学校(がっこう)(やす)んだことを(かな)しむ
立川(たちかわ)久野(ひさの)雅弘(まさひろ))。
「ほーんと(うれ)しいですね。エロ教師(きょうし)がお(やす)みしてくれて。」
とあおい(藤井(ふじい)(よし)())。
「ね、高木(たかぎ)(くん)()てない。
 まさか学校(がっこう)()めるなんてことないよね。」と真子(しんこ)徳永(とくなが)えり)。
「・・・」
藤丸(ふじまる)なら(はら)(こわ)して今日(きょう)(やす)むって。
 (ゆう)()いすぎたらしい。」と(おと)(わたる)
あおいは意味(いみ)(ふか)(おと)(わたる)()つめる。
「・・(なに)だよ。」
(なに)にも!」

THIRD-i
仮眠(かみん)(しつ)(ねむ)藤丸(ふじまる)布団(ふとん)をかけ(なお)宝生(ほうせい)

部屋(へや)()ると、加納(かのう)()っていた。
父親(ちちおや)のことをあいつに()らせるな。
 ()(みだ)してまた(なに)をするかわからん。」
「はい。」
「それと・・余計(よけい)同情(どうじょう)もするな。」
「はい。」

独房(どくぼう)
朝倉(あさくら)看守(かんしゅ)がトイレに()つと、石川(いしかわ)看守(かんしゅ)神島(かみじま)(まえ)()ち、
(つま)愛人(あいじん)写真(しゃしん)()せる。
出来(でき)るんだろ?」

THIRD-i
()ちる()ちるって全然(ぜんぜん)()ちねーじゃないか!」と加納(かのう)
予想(よそう)以上(いじょう)(ねば)っています。」
「だったらもっとレベルを()げろ!」
「ダメです。これ以上(いじょう)やったら()んでしまいます。」
(かま)わん。」
「・・・()んでしまったら二度(にど)()がかり、」
「やれ!
 やれって!!」
「・・・」
レベルを()げてスイッチを()れると、マヤは悲鳴(ひめい)をあげ・・。
「もう一度(いちど)
 やれ!」と加納(かのう)
「・・・」
()って・・。」マヤはそう()い・・。

()()ました高木(たかぎ)(した)宝生(ほうしょう)がやってくる。
高木(たかぎ)(くん)!」

宝生(ほうしょう)高木(こうぼく)(その)(あさ)局長(きょくちょう)(した)()れていく。
部屋(へや)には霧島(きりしま)もいた。
正直(しょうじき)()おう。
 我々(われわれ)(きみ)(こと)諸刃(もろは)(けん)だと(おも)っている。
 使(つか)(かた)次第(しだい)(きみ)は、(おお)きな(たす)けにもなるし、
 障害(しょうがい)にもなる。
 だから・・もうこれ以上(いじょう)この(けん)(きみ)(かか)わらせることは、
 本当(ほんとう)()けたいんだが・・」と霧島(きりしま)
折原(おりはら)マヤが、アジトに案内(あんない)すると()ってる。
 ただし、(きみ)同行(どうこう)することが条件(じょうけん)だと()っている。」と局長(きょくちょう)
(おれ)が?」
自分(じぶん)正体(しょうたい)(あば)いた(きみ)には、(すべ)てを()権利(けんり)があると。
 そんなザルごと、もちろん(しん)じちゃいないがな。」と霧島(きりしま)
「・・・」
「もとはと()えば、(きみ)をこの(けん)()()んだのは我々(われわれ)だ。
 ・・・(ことわ)るなら、(ことわ)ってくれて(かま)わない。」と局長(きょくちょう)
()きますよ(おれ)。」
相手(あいて)(なに)をたくらんでいるかわからないんだぞ!」と霧島(きりしま)
「あいつらを(つか)まえるチャンスなんだろ?
 (おれ)(いもうと)も、あいつらに散々(さんざん)(ひど)()()わされてきたんだ!」
「いいのか?」と局長(きょくちょう)
()かせてください。」
(きみ)安全(あんぜん)は、(なに)があっても、我々(われわれ)(まも)る。」
「・・・」

廊下(ろうか)(ある)加納(かのう)藤丸(ふじまる)
(その)(あさ)局長(きょくちょう)がどう()ったか()らねーけどな、
 お(まえ)だけを(まも)ってやる余裕(よゆう)なんて(おれ)たちにはない。
 いざとなったらお(まえ)()()てるかもしれない。」と加納(かのう)
「わかってます。」と藤丸(ふじまる)

「さっきの(けん)間違(まちが)いないんだな?」局長(きょくちょう)霧島(きりしま)()く。
残念(ざんねん)ですが・・」
「ならば絶対(ぜったい)にあの息子(むすこ)から()(はな)すな。」
「はい。」
「テロリスト確保(かくほ)(さい)(なに)かあった(とき)は、」
承知(しょうち)してます。」
輸送(ゆそう)(しゃ)犠牲(ぎせい)になっても(かま)わん。」
「・・・」
(くに)(まも)ることが最大(さいだい)優先(ゆうせん)だ。」
「・・はい。」

地下(ちか)駐車(ちゅうしゃ)(じょう)
「これを()ろ。」
加納(かのう)藤丸(ふじまる)防弾(ぼうだん)チョッキを()げる。
「なーに(あたま)さえ()たれなければ大丈夫(だいじょうぶ)だよ。」
「・・・」

藤丸(ふじまる)防弾(ぼうだん)チョッキを()()けていると、
宝生(ほうせい)工藤(くどう)()れられマヤがやってきた。

「やつが(なに)()おうと信用(しんよう)するなよ。」と加納(かのう)
「・・はい。」と藤丸(ふじまる)

ハンバーガーショップ
絶対(ぜったい)(なに)(かく)してる!」とあおい。
「え?」と真子(しんこ)
(おと)(わたる)よ!
 (なに)かあったのよ、あの(かお)は!
 ね、あとで藤丸(ふじまる)(いえ)()こう!」
「うん。」
「それにしても(くや)しいな、今日(きょう)の100メートル(はし)
 13(びょう)0!
 (わたし)どうやっても12(びょう)(だい)()ないの・・。」
真子(しんこ)(はなし)ながらトレーに()せたジュースを(はこ)んでいたあおいは、
ある(おとこ)にぶつかってしまう。
「すみません!!どうしよう!!」
大丈夫(だいじょうぶ)。すぐ()ちるから。」
「でも・・」
(ぼく)(ほう)こそぼーっとしててごめん。
 それ・・お()びにおごるよ。」
それは・・Jだった!

「へー。100メートル13(びょう)0か。
 (ぼく)より全然(ぜんぜん)(はや)い!」
(わたし)なんて15(びょう)8だよ。()にすることないよ。」と真子(しんこ)
「でも、どうしても12(びょう)(だい)()したいんです。」
「じゃあ、(ぼく)(きみ)に12(びょう)(だい)()させてあげる。」
「え?」
「いいかい?
 まず、X=12.999、これは間違(まちが)いなく12(びょう)(だい)だ。」
「はい。」
(つぎ)に、10(ばい)する。
 10X=129.999
 (うえ)から(した)()くと、9X=117、
 ということは、X=13.
 これと、これ。
 13=12.999、
 つまり、13(びょう)0は、12(びょう)(だい)ってことになる。」
「へー!面白(おもしろ)い!」と真子(しんこ)
(なん)だか(だま)されたみたい・・。
 でも、ちょっと元気(げんき)()てきました。」
神崎(かんざき)さんって数学(すうがく)先生(せんせい)なんですか?」
「あー、以前(いぜん)大学(だいがく)(おし)えてた。
 ごめん、(ぼく)はこれで。」

「カッコイイ!あの(ひと)!」とあおい。

()(けっ)し、加納(かのう)宝生(ほうしょう)工藤(くどう)・マヤと(とも)(くるま)()()藤丸(ふじまる)

マヤたちを()せた(くるま)をTHIRD-iの監視(かんし)システムが追跡(ついせき)する。

車内(しゃない)
「ねえ、高木(たかぎ)(くん)
 (わたし)があなたを()んだ本当(ほんとう)理由(りゆう)・・わかる?」
「・・・」
(はなし)()くな、高木(たかぎ)。」と加納(かのう)
「あなた、()いたい(ひと)がいるでしょう?」とマヤ。
「・・は?」
「その(ひと)()わせてあげる。」
「え・・」
「あなたのお(とう)さん・・(わたし)たちの仲間(なかま)だから。」
「・・・」
(だま)れ!」と加納(かのう)
(うそ)だ・・」
(うそ)じゃない。
 二人(ふたり)()いてみれば。」
「・・・」
「おい(なん)とか()えよ!」と藤丸(ふじまる)
(しん)じちゃダメ!
 この(ひと)、あなたを(まど)わそうとしているだけ!」と宝生(ほうしょう)
本当(ほんとう)なのか?
 (とう)さんがスパイだって・・本当(ほんとう)なのかよ!」
高木(たかぎ)!」と加納(かのう)
(いま)から()くところでね、お(とう)さん、あなたのこと()っているのよ。」
(うそ)だ・・」
高木(たかぎ)!この(おんな)()うことはでたらめだ。
 (おれ)(しん)じろ!」と加納(かのう)
「・・・」
(しん)じられなきゃ(いま)すぐこの(くるま)()りろ!」
「・・・」
「そうだ、高木(たかぎ)(くん)
 もうひとつ大事(だいじ)なこと(おし)えておいてあげる。
 この二人(ふたり)のうちひとり・・(わたし)仲間(なかま)よ。」
「バカなこと()うな。」と加納(かのう)
(なん)(わたし)たちが!
 (だま)されちゃダメよ!」と宝生(ほうしょう)
「わかってます。」と藤代(ふじしろ)

もはや、(だれ)(しん)じていいのかさえ()からない、不穏(ふおん)空気(くうき)車内(しゃない)(つつ)む…。
(くるま)がトンネルに(はい)る。
間違(まちが)いない。この(くるま)さっきから()けられてます!」と工藤(くどう)
(なん)?」と加納(かのう)
「あの(あお)(くるま)?」
「はい。」と工藤(くどう)

霧島(きりしま)、どういうことだ。尾行(びこう)されているぞ。」と加納(かのう)
「そんなバカな!
 (すこ)()ってください。
 いいか工藤(くどう)。」
霧島(きりしま)(くるま)運転(うんてん)する工藤(くどう)指示(しじ)()す。
「・・・了解(りょうかい)!」

マヤを()せた(くるま)尾行(びこう)する(あお)(くるま)()()り、ビルの駐車(ちゅうしゃ)(じょう)へ。
工藤(くどう)以外(いがい)人間(にんげん)(べつ)(くるま)()()え、追跡(ついせき)(のが)れる。

「さあ、()くぞ。」と加納(かのう)
(へん)だと(おも)いませんか?
 (なん)でやつらは、(おれ)らがあの(くるま)()ってたって
 わかったんでしょうか。」と藤丸(ふじまる)
「・・・」
「だからこの(なか)にスパイがいるって()ったじゃない。」とマヤ。
高木(たかぎ)(くん)!」と宝生(ほうしょう)
「いい加減(かげん)にしろ!
 さっきの(あお)(くるま)(つか)まえてみればわかるんだよ!」と加納(かのう)
加納(かのう)さん・・(いま)(なに)()いました?」
「え?」
「・・・」
(なに)だよ・・。」
「いや(なに)も。」

THIRD-i
霧島(きりしま)さん・・ちょっと・・」
S.S.Tの(おとこ)がやってくる。

(じつ)は・・ひとつ()になったことが。
 あの、加納(かのう)っていう(ひと)のことです。
 もう(すこ)しで、大切(たいせつ)証人(しょうにん)(ころ)してしまうところだった。」
(もう)(わけ)ありませんでした。
 あの(ひと)は、少々(しょうしょう)強引(ごういん)なところがありまして。」
「それだけでしょうか。
 (わたし)には、あの(ひと)本当(ほんとう)証人(しょうにん)(ころ)したがっているにしか()えなかった。」
「え?」
「もしかしたら・・証言(しょうげん)してほしくなかったのかも。」
「・・・」
「ま・・()のせいかもしれませんが・・。」
「・・・」

工藤(くどう)運転(うんてん)する(くるま)(あお)(くるま)(なら)ぶ。
運転(うんてん)(せき)様子(ようす)(うかが)工藤(くどう)
すると(あお)(くるま)(きゅう)発進(はっしん)して(はし)()る。
「くそ!()づきやがった!」

加納(かのう)運転(うんてん)する(となり)でパソコンのキーボードを(たた)藤丸(ふじまる)
(なに)やってる。」と加納(かのう)
「すみません。(なに)かいじってないと()()かなくて・・。」

宝生(ほうせい)携帯(けいたい)着信(ちゃくしん)する。
宛先(あてさき)宝生(ほうしょう)小百合(さゆり)
 送信(そうしん)(しゃ)高木(たかぎ)藤丸(ふじまる)
 
 ほぼまちがいないと()
 う。裏切(うらぎ)(もの)わかりま
 した。本当(ほんとう)は、もうち
 ょっとだけ確証(かくしょう)()
 うと(おも)いましたが、(いま)
 は時間(じかん)がないので()
 てられない。ここに(しょ)
 きます。加納(かのう)はスパイ
 です。協力(きょうりょく)(ねが)いしま
 す。
 
 これを霧島(きりしま)さんにも(おく)
 (しん)します。』

目立(めだ)たぬよう(かお)見合(みあ)わせる宝生(ほうしょう)藤丸(ふじまる)

THIRD-i
霧島(きりしま)携帯(けいたい)に、藤丸(ふじまる)のメールが(とど)く。

ごみ処理(しょり)(じょう)に、(おとこ)遺体(いたい)発見(はっけん)される。

石川(いしかわ)()
「ただいま。」
(つま)松子(まつこ)三原(みはら)伊織(いおり)())は、帰宅(きたく)した(おっと)()ようともせず、
(いま)にも()()しそうな表情(ひょうじょう)で、()(かい)へとあがっていく。
「どうした?」
居間(いま)では()けっぱなしのテレビから、ニュースが(なが)れていた。
今日(きょう)未明(みめい)東京(とうきょう)のごみ処理(しょり)(じょう)で、男性(だんせい)遺体(いたい)発見(はっけん)されました。
 死亡(しぼう)確認(かくにん)されたのは、自動車(じどうしゃ)販売(はんばい)会社(かいしゃ)(つと)める、
 会社(かいしゃ)(いん)吉岡(よしおか)ケイスケさん。
 現場(げんば)(あらそ)った形跡(けいせき)がなかったことから、
 警察(けいさつ)では、死因(しいん)特定(とくてい)(いそ)ぐと(とも)に、
 事件(じけん)事故(じこ)両面(りょうめん)捜査(そうさ)(すす)めています。』

マヤに案内(あんない)され、人気(にんき)のない倉庫(そうこ)へと()れて()かれた藤丸(ふじまる)加納(かのう)宝生(ほうせい)
「ずいぶん辺鄙(へんぴ)なところだな。」と加納(かのう)
「ウイルスを(かく)しているんだから、当然(とうぜん)でしょ。
 ここからは(ある)きよ。」とマヤ。

先頭(せんとう)(ある)加納(かのう)
宝生(ほうしょう)はマヤを(つか)まえながら、藤丸(ふじまる)()く。
「さっきの(はなし)・・(たし)か?」
「はい。(いま)理由(りゆう)()えませんが、間違(まちが)いありません。」

「あそこか。
 (おれ)()てくる。」と加納(かのう)
「いいの?」とマヤ。
「え?」と宝生(ほうしょう)
「この(ひと)がスパイだったら、仲間(なかま)()()れて(もど)ってくるかもよ。」
宝生(ほうせい)()にするな!」
「・・・」
「お(まえ)()くか?」
「こっちが裏切(うらぎ)(もの)だったら?」とマヤ。
「・・・」
「そうかい。下手(へた)心理(しんり)(せん)仕掛(しか)けやがって。 
 これがこいつの作戦(さくせん)だ。
 あえて一人(ひとり)がスパイだと(おし)えて(おれ)たちに(なに)出来(でき)なくさせる。」
加納(かのう)さん、(さっ)しがいいんですね。」と宝生(ほうしょう)
(なに)だその言葉(ことば)。ずいぶんトゲがあるじゃないか。」
「・・・
 あなたをここに拘束(こうそく)させてもらう。
 偵察(ていさつ)には(わたし)加納(かのう)さん二人(ふたり)()く。
 いいですね?」と宝生(ほうしょう)
「ああ。」と加納(かのう)
宝生(ほうしょう)はマヤの手錠(てじょう)(さく)(つな)ぐ。
「しっかり見張(みは)ってて。」宝生(ほうしょう)藤丸(ふじまる)()う。
「はい。」

()くぞ!」
(さき)(ある)()加納(かのう)
宝生(ほうしょう)(じゅう)()をかけたその(とき)加納(かのう)(じゅう)宝生(ほうせい)()きつける。
(じゅう)()てろ、宝生(ほうしょう)!」
「・・・」
宝生(ほうしょう)(じゅう)藤丸(ふじまる)(ほう)()てる。
高木(たかぎ)(くん)!スパイに(じゅう)()けて!」
藤丸(ふじまる)(じゅう)(ひろ)い・・・それを宝生(ほうせい)()ける。
(なに)やってんの!そっち!」と宝生(ほうしょう)
「スパイに(じゅう)()けているんです!」と藤丸(ふじまる)
「・・・」

霧島(きりしま)、スパイを捕捉(ほそく)した。」加納(かのう)無線(むせん)連絡(れんらく)する。
了解(りょうかい)周囲(しゅうい)仲間(なかま)は?」と霧島(きりしま)
(いま)のところ見当(みあ)たらない。」
突入(とつにゅう)(はん)がそちらに()かっています。
 (やく)10(ふん)到着(とうちゃく)予定(よてい)。」

「どうして・・」と宝生(ほうしょう)
「さっき宝生(ほうしょう)さんと霧島(きりしま)さんに(おく)ったメール・・
 (たて)()むと、あんたが犯人(はんにん)だってわかるようになってるんです。」と藤丸(ふじまる)
霧島(きりしま)あてのメールの一番(いちばん)最初(さいしょ)に、藤丸(ふじまる)(いち)箇所(かしょ)()(くわ)えていた。
『↓』
そのラインを(たて)()むと、
『ほうしょうはてきです。』
()かれていたのだ。

そして加納(かのう)には霧島(きりしま)からメールが(とど)いていた。
宝生(ほうしょう)はスパイの可能(かのう)(せい)
 あり。』

(わたし)がスパイだっていう根拠(こんきょ)(なん)?」と宝生(ほうしょう)
()づいたきっかけは・・加納(かのう)さんの言葉(ことば)です。」

『いい加減(かげん)にしろ。そんなもんさっきの(あお)(くるま)(つか)まえてみれば
 わかるんだよ。』

尾行(びこう)してくる(くるま)()て、最初(さいしょ)(あお)(くるま)()ったのは、
 宝生(ほうしょう)さんでしたよね。」
「・・・」
(くるま)がトンネルの(なか)(とお)っているときでした。
 でも、ナトリウム(とう)()らされた、あのトンネルの(なか)で、
 (くるま)(いろ)がわかったはずがないんです!
 あんたはあらかじめ仲間(なかま)から、(あお)(くるま)()くと()いていたんじゃ
 ないんですか?
 だから(おも)わず・・()えるはずのない(くるま)(いろ)()ってしまったんだ。」
「たったそれだけのことで?
 (わたし)(ころ)されかけたのよ。(むね)()たれて。」
「おっとー。それも証拠(しょうこ)のひとつだ。
 (おれ)としたことがもっと(はや)()づくべきだった。
 なあ宝生(ほうしょう)。プロの(ころ)()なら(おれ)たちが防弾(ぼうだん)チョッキを()けてること
 ぐらい()ってる。
 (むね)じゃなく(あたま)(ねら)って()つだろう。」
「そんなの・・たまたまでしょ。」
「まあいいや。あと10(ふん)突入(とつにゅう)(はん)()る。
 ()(いわけ)本部(ほんぶ)でゆっくりしろ。」

つながれたはずのマヤが姿(すがた)()していた。

(じゅう)()きつけながら(たから)(せい)へとゆっくり(ちか)づいていく加納(かのう)
その(とき)
加納(かのう)さん!」藤丸(ふじまる)(さけ)ぶ。
加納(かのう)はマヤに頭部(とうぶ)(たた)かれ(じゅう)()としてしまう。
その(じゅう)(ひろ)い、今度(こんど)加納(かのう)()きつける宝生(ほうせい)
「・・・宝生(ほうしょう)()て!」加納(かのう)藤丸(ふじまる)()う。
裏切(うらぎ)(もの)宝生(ほうせい)(じゅう)()ける藤丸(ふじまる)
()て!!」と加納(かのう)
だが藤丸(ふじまる)には()(こと)出来(でき)ない。
すると突然(とつぜん)宝生(ほうしょう)加納(かのう)()けて(じゅう)()(はな)った。


※あらすじは一部(いちぶ)公式(こうしき)HPを引用(いんよう)しています。

二人(ふたり)のうちのどちらかはスパイ。
これはマヤの心理(しんり)(せん)かと(おも)っていました。
本当(ほんとう)宝生(ほうしょう)がスパイだったとは!

いくらスーパー高校生(こうこうせい)でも、(じゅう)(ひと)()つことなんて出来(でき)ないですよね。
あの状態(じょうたい)躊躇(ちゅうちょ)してしまう気持(きも)ち、わかります。
そして、加納(かのう)()たれてしまいました・・。
宝生(ほうしょう)がどこを(ねら)ったのか()になります。

テロリストのボス、Jがやっと登場(とうじょう)しました。
あおい(いたる)接触(せっしょく)してきたのは、彼女(かのじょ)たちが藤丸(ふじまる)友人(ゆうじん)だからですよね。
神崎(かんざき)名乗(なの)っていましたが、独房(どくぼう)神島(かみじま)とのつながりは?

高木(たかぎ)()(もん)本当(ほんとう)(つな)がっているのか?
それともあのビデオが細工(さいく)されたものなのか。

石川(いしかわ)(つま)松子(まつこ)愛人(あいじん)()
本当(ほんとう)神島(かみじま)(ちから)使(つか)ったのでしょうか?
それとも、神島(かみじま)(そと)世界(せかい)(なん)らかの方法(ほうほう)(つな)がっているのか?

テロリストの言葉(ことば)()になります。
(かぎ)(あらが)(ちから)を。」
そして、ネットの()()み。
最後(さいご)希望(きぼう)()えた』
我々(われわれ)(ちから)()()れる』
(かぎ)からの解放(かいほう)
これらの言葉(ことば)意味(いみ)するものは?

(かぎ)って(なに)でしょうね。(くに)・・国家(こっか)・・(なに)(おお)きな(ちから)のような()がします。
(じつ)はテロリストは、(くに)から人々(ひとびと)(まも)ろうとしていたり?