나의 공부/Drama★Story

ブラッディ・マンデイ 第06話

grandguy 2009. 3. 20. 17:22
日本(にっぽん)最後(さいご)(にち)!?破壊(はかい)滅亡(めつぼう)、そして(ちち)真相(しんそう)(あき)らかに』

藤丸(ふじまる)三浦(みうら)(はる)())は、(ちち)竜之介(りゅうのすけ)田中(たなか)哲司(てつし))が使用(しよう)していたパソコンに
(のこ)されていたアクセス履歴(りれき)(たよ)りに“(こう)ウイルス(ざい)”の()(しょ)
()()めるべく、とある生物(せいぶつ)科学(かがく)研究所(けんきゅうじょ)()かう。

だが、藤丸(ふじまる)()かれている状況(じょうきょう)()って(ちから)()すというクラスメートの
(おと)(わたる)佐藤(さとう)(けん))、あおい(藤井(ふじい)(よし)())と(とも)にやってきた研究所(けんきゅうじょ)には、
(すで)にテロリストの()(もん)(TET)が侵入(しんにゅう)していた。

()(もん)()()まれ()(まど)う3(にん)
警察(けいさつ)連絡(れんらく)しようとするが、携帯(けいたい)(つな)がらない。
電波(でんぱ)妨害(ぼうがい)する電波(でんぱ)仕掛(しか)けられているようだった。
「どうする!?」とあおい。
「・・・二人(ふたり)(かえ)れ。
 やっぱり、二人(ふたり)()()めない!」
そう()藤丸(ふじまる)(あたま)(たた)くあおい。
「バカ!」
「シーッ!」
「・・やっぱあるんだよ、ここには。(こう)ウイルス(ざい)が。」と(おと)(わたる)
「・・・」

あおいが藤丸(ふじまる)(あたま)(たた)いた(とき)(おと)(わたる)表情(ひょうじょう)()になりました。
(おと)(わたる)はあおいのことが()きなのかな?

テロリストのアジト
(ねら)いうち』を(うた)いながら監視(かんし)カメラで(さん)(にん)姿(すがた)()うテロリスト。
(かれ)(わる)(くせ)だよねー。
 ()きにしてもいいんだけどさー、(あば)れすぎは(こま)るんだよね。」
そう()()みを()かべるJ。

今日(きょう)は『(ねら)いうち』でした。
Jの()(かれ)とは、素直(すなお)()(もん)()()っていいんですよね。
まさか(おと)(わたる)とか!?

監視(かんし)カメラに()づいた藤丸(ふじまる)は、パソコンルームに(しの)()む。
「どうしたの?」とあおい。
「よし。無線(むせん)LANは()きてる。
 この建物(たてもの)のセキュリティーシステムに(はい)れば・・・」

テロリストのアジト
「J、ファルコンが(うご)()しました。」
()てるよ。」
(さん)(にん)行動(こうどう)監視(かんし)カメラが(うつ)()す。

生物(せいぶつ)科学(かがく)研究所(けんきゅうじょ)
(だれ)かが(さき)にシステムをハッキングしてる!」と藤丸(ふじまる)

テロリストのアジト
監視(かんし)カメラの映像(えいぞう)途切(とぎ)れる。
「どうしたの?」とJ。
「ファイヤーボールを(つく)られて・・攻撃(こうげき)を!!」
(おとこ)必死(ひっし)()()めようとする。
それを(わら)いながら()つめるJ。
テロリスト女子高(じょしこう)(せい)がパソコンの電源(でんげん)()っこ()いて微笑(ほほえ)む。
「ギリギリセーフ。」とJ。
「・・・」

研究所(けんきゅうじょ)
()げられた。」と藤丸(ふじまる)
「・・・」
「でも、この建物(たてもの)のシステムは()()った。」
監視(かんし)カメラが()(もん)姿(すがた)(うつ)()す。
「これどこ?こっちに()てるんじゃないの!?」とあおい。
大丈夫(だいじょうぶ)(てき)姿(すがた)丸見(まるみ)えだ。
 (いま)から(おれ)は、この建物(たてもの)頭脳(ずのう)になる。」

テロリストのアジト
「ファルコンはどこから侵入(しんにゅう)してきたのー?」とJ。
「この短時間(たんじかん)出来(でき)るとすれば・・(かんが)えられるのは、
 セキュリティーの(あま)いネットワークプリンター。」
「へーーー。そんなことも出来(でき)るんだー。
 あーあ、(たの)しみがなくなっちゃった。」
「すみません・・。」
「もうここにいてもしょうがないかー。
 ねえ、あれ頂戴(ちょうだい)。」
(おとこ)がUSBを()()すと、Jは()みを()かべてそれを()()り、
「ちょっと(ひと)()ってくる。」
そう()いアジトを()ていった。

あのUSBには(なに)が?
Jは(だれ)()いにいったのでしょう。

研究所(けんきゅうじょ)
(さん)(にん)()(もん)を『S402開発(かいはつ)支援(しえん)(しつ)4』に()()めることに成功(せいこう)
捕獲(ほかく)完了(かんりょう)
 エレベーター()んだ。」
エレベーターに()()んだ(さん)(にん)は、監視(かんし)カメラの映像(えいぞう)(おとこ)姿(すがた)
(うつ)ったことに()づく。
それは、(こう)ウイルス(ざい)研究(けんきゅう)(しゃ)である(しき)(むら)教授(きょうじゅ)神保(じんぼ)悟志(さとし))だった。
「この(ひと)がいれば、霧島(きりしま)さんの婚約(こんやく)(しゃ)(すく)えるかもしれない!」
そこに、女性(じょせい)姿(すがた)(うつ)る。
それは・・マヤ(吉瀬(よしせ)美智子(みちこ))だった。
()こう!」

THIRD-i
霧島(きりしま)さん!
 この2(ねん)(あいだ)(しき)(むら)研究(けんきゅう)(しつ)にいた助手(じょしゅ)のリストを(おく)りました。」と(さわ)(きた)阿南(あなみ)敦子(あつこ))。
「わかった。
 村上(むらかみ)!このリスト(しゃ)全員(ぜんいん)に、(こう)ウイルス(ざい)研究(けんきゅう)成果(せいか)について
 ()いてくれ。」と霧島(きりしま)吉沢(よしざわ) (ゆう))。
了解(りょうかい)!」
霧島(きりしま)さん!五十嵐(いがらし)連絡(れんらく)()れません!」と(さわ)(きた)
五十嵐(いがらし)応答(おうとう)しろ、五十嵐(いがらし)。」

研究所(けんきゅうじょ)(まえ)見張(みは)っていた五十嵐(いがらし)は、何者(なにもの)かに(たお)されていた。

加納(かのう)さん!高木(たかぎ)藤丸(ふじまる)(くん)監視(かんし)五十嵐(いがらし)連絡(れんらく)()れません。
 国立(こくりつ)生物(せいぶつ)化学(かがく)研究所(けんきゅうじょ)()かってください。」
「わかった。」

霧島(きりしま)さん、ウイルス感染(かんせん)(しゃ)中川(なかがわ)(たすく)(いとぐち)(さと)状況(じょうきょう)把握(はあく)しに
 ()かいます。」と南海(なんかい)芦名(あしな) (ほし))。
「・・・」

研究所(けんきゅうじょ)(ない)薬品(やくひん)()
「ねー、(はや)くして。」とマヤ。
「そう(あわ)てるな。」
「Jは、(つぎ)こそ本物(ほんもの)のウイルスを()つわよ。」
「・・・(はなし)がある。(わる)(はなし)じゃない。」

()(もん)(じゅう)でロックを解除(かいじょ)
監視(かんし)カメラを(こわ)しながら建物(たてもの)(ない)(すす)んでいく。
そして(しき)(むら)薬品(やくひん)()から姿(すがた)()し・・。

()()(しき)(むら)()つめるマヤ。
約束(やくそく)(やぶ)らないでね、(しき)(むら)先生(せんせい)。」

先生(せんせい)!」藤丸(ふじまる)たちが(しき)(むら)合流(ごうりゅう)
(きみ)高木(たかぎ)の!どうしてここへ。」
「ブラッディーXに感染(かんせん)した(ひと)がいるんです。
 一緒(いっしょ)に、(いま)すぐ病院(びょういん)へ。」

(さん)(にん)建物(たてもの)(ない)(ある)いていると、加納(かのう)たちが()ちはだかる。
加納(かのう)さん!」
勝手(かって)真似(まね)してんじゃねーよ。」

THIRD-i
加納(かのう)さんから交信(こうしん)
 高木(たかぎ)藤丸(ふじまる)とその友人(ゆうじん)2(めい)、ならびに、(しき)(むら)教授(きょうじゅ)保護(ほご)したとのこと。」
霧島(きりしま)隔離(かくり)施設(しせつ)()かえ。
 教授(きょうじゅ)の、()()態勢(たいせい)(ととの)えてこい。」と局長(きょくちょう)中原(なかはら)丈雄(たけお))。
みんなが(あたた)かい()霧島(きりしま)()つめていて・・。

連絡(れんらく)()けた南海(なんかい)はガラス()しに沙織(さおり)原田(はらだ)佳奈(かな))に(かた)りかける。
沙織(さおり)、もうすぐだから。
 (しき)(むら)教授(きょうじゅ)()つかって、霧島(きりしま)さんも(いま)こっちに()かってる!
 だから頑張(がんば)れ!」

研究(けんきゅう)(しつ)
藤村(ふじむら)たちの背後(はいご)から()(もん)発砲(はっぽう)する。
「お(まえ)(さき)()け。
 霧島(きりしま)婚約(こんやく)(しゃ)()っている!」
加納(かのう)はそう()い、隊員(たいいん)(さん)(にん)()(もん)応戦(おうせん)
仲間(なかま)一人(ひとり)()たれてしまう。

()(もん)(もと)にマヤがやってくる。
マヤの姿(すがた)確認(かくにん)した(いずる)(もん)は、マヤに()()加納(かのう)たちの様子(ようす)(うかが)う。
マヤはそんな()(もん)(じゅう)()け・・。
「ごめんなさいね。」

銃声(じゅうせい)一発(いっぱつ)()(ひび)く。
加納(かのう)たちが確認(かくにん)()かうと、血痕(けっこん)だけが(のこ)されていて・・。

施設(しせつ)(ない)一人(ひとり)(ある)くマヤ。
マヤが()(もん)射殺(しゃさつ)したのでしょうか!?

テロリストのアジト
パソコン担当(たんとう)失態(しったい)(わら)仲間(なかま)たち。
(なに)だよ・・」
(ばつ)だ。(ばつ)(くだ)る。」とピエロの(おとこ)
(ばつ)だ。」「(ばつ)だ。」と女性(じょせい)たち。
(ばつ)だ。」と(はな)にピアスの(おとこ)
(ばつ)(くだ)る。」と(べつ)(おとこ)
「・・・(ちが)う!(ちが)う!!(おれ)(わる)くない!(おれ)(わる)くない!」
失敗(しっぱい)したら(ばつ)()けるのは当然(とうぜん)のことでしょう?」
女子高(じょしこう)(せい)テロリストは(つめ)たくそう()(いはな)ち・・。

研究(けんきゅう)(しつ)玄関(げんかん)目指(めざ)藤丸(ふじまる)たち。
そこに、ある人物(じんぶつ)()っていた。高木(たかぎ)竜之介(りゅうのすけ)田中(たなか)哲司(てつし))だ。
「・・・親父(おやじ)!」
高木(たかぎ)・・。」
(しき)(むら)・・お(まえ)()がすわけにはいかない。」
そう()(じゅう)()ける高木(たかぎ)
(こう)ウイルス(ざい)本当(ほんとう)のありかを()うんだ!」
「・・・」
(なに)やってんだよ、やめろ!」
藤丸(ふじまる)()()ろうとすると、高木(たかぎ)(じゅう)藤丸(ふじまる)()ける。
「・・・」
邪魔(じゃま)をするな。
 (おれ)()てないと(おも)うか?」
「・・・親父(おやじ)
 (おれ)たちのこと・・裏切(うらぎ)ったのかよ。」
「・・・お(まえ)はもう(かか)わるな藤丸(ふじまる)
 (おれ)のことは(わす)れろ。」
加納(かのう)(たい)(もど)ってくると、高木(たかぎ)施設(しせつ)()()し、()たせていた(くるま)(なか)へ。
親父(おやじ)ーーー!!」
その()(くず)()ちる藤丸(ふじまる)

(くるま)(なか)
親子(おやこ)のご対面(たいめん)はどうだったの?」とマヤ。
「・・・」
(とく)感動(かんどう)もなかったわけね。
 これからはもっと上手(うま)くやらないと、
 あなたにも(ばつ)(あた)えることになるから。
 蝶々(ちょうちょう)(かれ)みたく。」
「・・・わかってる。」

(かみ)(あた)えられし、(ちから)

隔離(かくり)施設(しせつ)
防護(ぼうご)(ふく)()沙織(さおり)面会(めんかい)する南海(なんかい)
霧島(きりしま)さん・・一緒(いっしょ)に・・」

『その(ちから)(いま)こそ、
 ()たす(とき)()た』

隔離(かくり)病棟(びょうとう)()けつけた霧島(きりしま)は、沙織(さおり)()くなったことを()り・・

最後(さいご)月曜日(げつようび)

生物(せいぶつ)研究(けんきゅう)(しつ)
藤丸(ふじまる)(うで)(つか)んで(ある)加納(かのう)
そこへ、仲間(なかま)から連絡(れんらく)(はい)る。
「・・・中川(なかがわ)沙織(さおり)()んだ。」

(かみ)(えら)ばれし、人間(にんげん)

Jがアジトに(もど)ってくる。
保存(ほぞん)()からウイルスを(ひと)(しゅ)()ると、パソコン担当(たんとう)(おとこ)()つめて
微笑(ほほえ)み・・・。

(あか)液体(えきたい)・・BLOODY-Xでしょうか
これを(ふく)めて14(ほん)あるようです。
パソコン担当(たんとう)(おとこ)()たれてしまったのか!?
その判断(はんだん)をする人物(じんぶつ)が、()にいるってことですよね。
Jが()いに()ったのは、Jよりも立場(たちば)(うえ)(ひと)ってことなのか。

(かみ)(あた)えられし、(ちから)

防護(ぼうご)(ふく)()沙織(さおり)(もと)()霧島(きりしま)
霧島(きりしま)さん、一緒(いっしょ)(たたか)えなくて、すみません。
 それが沙織(さおり)最後(さいご)言葉(ことば)でした。」と南海(なんかい)
「・・・」

(ちから)(さず)かった(もの)の、使命(しめい)

(くるま)(なか)
親父(おやじ)本当(ほんとう)裏切(うらぎ)(もの)なんですか・・」と藤丸(ふじまる)
「・・ああ。残念(ざんねん)だが、テロリストの()()ちたようだ。
 (わたし)(すべ)てを(たく)せるやつだと(しん)じていたが、
 見込(みこ)(ちが)いだったよ。」と(しき)(むら)
「・・・」

一緒(いっしょ)帰宅(きたく)する(おと)(わたる)とあおい。
高木(たかぎ)(くん)大丈夫(だいじょうぶ)かな・・。」
大丈夫(だいじょうぶ)だ。」
「でもさ・・」
「お(ふくろ)さんが()くなったときも、
 ハッキングして親父(おやじ)さんに(つか)まったときも、
 あいつは()()えてきたんだ。」
「・・・」
(おれ)(しん)じてるよ。」
「・・・」
その(とき)二人(ふたり)携帯(けいたい)がなる。
「あ・・」
それは藤丸(ふじまる)から、(おと)(わたる)真子(しんこ)(えい)あての一斉(いっせい)メールだった。
『みんなへ。まだ(かえ)れないから、(はるか)をよろしく。藤丸(ふじまる)

高木(たかぎ)()()()二人(ふたり)
「どうしたんですか?」と(はるか)
(おそ)いじゃないですか。」と(えい)
真子(しんこ)笑顔(えがお)二人(ふたり)出迎(でむか)える。
(えい)・・真子(しんこ)・・」
(わる)(わる)い。ごめんね。」と(おと)(わたる)
(いま)ね、(さん)(にん)でご(はん)(つく)ってたの。」
(なべ)です!」
「いいね~!!」

結局(けっきょく)(えい)真子(しんこ)協力(きょうりょく)してくれているんですね。

THIRD-i
「やつらは、(わたし)(すで)(こう)ウイルス(ざい)開発(かいはつ)()みだと誤解(ごかい)していたようで。  それを(わた)せと(おど)してきた。
 仕方(しかた)なく(わたし)は、(こう)ウイルス(ざい)なら、
 国立(こくりつ)生物(せいぶつ)化学(かがく)研究所(けんきゅうじょ)倉庫(そうこ)(かく)してあると、(うそ)をついた。
 ()りに()くふりをして、()げる(すき)をうかがった。」と(しき)(むら)
先生(せんせい)は、テロリストと直接(ちょくせつ)接触(せっしょく)したんですね。」と霧島(きりしま)
「ああ。」
場所(ばしょ)は?」

テロリストのアジトに突入(とつにゅう)するTHIRD-i。
だがアジトはもぬけの(から)
「こちら加納(かのう)!もう(だれ)もいねーぞ!」

THIRD-i
「どうした。質問(しつもん)()わりか?」と(しき)(むら)
「・・・」
「おい!」
「いえ。(みょう)だなと(おも)いまして。
 なぜテロリストは、先生(せんせい)(こう)ウイルス(ざい)開発(かいはつ)()みだと
 誤解(ごかい)したんでしょう。」
「やつらも相当(そうとう)(あせ)ってたからな。」
今回(こんかい)のテロリストは、ありもしないものをあると誤解(ごかい)するような
 間抜(まぬ)けではありません。
 もし、(こう)ウイルス(ざい)開発(かいはつ)()みなら、
 発病(はつびょう)しない感染(かんせん)(しゃ)がいたとしてもおかしくない。
 山村(やまむら)陽子(ようこ)のように。」
「・・・」
「あなたはウイルスに感染(かんせん)した山本(やまもと)陽子(ようこ)に、鎮痛(ちんつう)(ざい)(しょう)
 (くすり)投与(とうよ)した。」
(なに)()ってるんだ。」
(しき)(むら)さん、(こう)ウイルス(ざい)はどこにあるんですか?」
確信(かくしん)した()(いかた)だな。」
「この女性(じょせい)をご存知(ぞんじ)ですか?」
(わたし)(もと)助手(じょしゅ)だ。」
宗方(むなかた)(ひとみ)
 現在(げんざい)都立(とりつ)感染(かんせん)(しょう)研究所(けんきゅうじょ)勤務(きんむ)
 2(ねん)(まえ)、あなたの研究(けんきゅう)手伝(てつだ)っていた。」
「・・・」
「その(とき)あなたは、BLOODY-Xに(たい)する(こう)ウイルス(ざい)実験(じっけん)を、
 成功(せいこう)させていた。
 間違(まちが)いありませんね?」
「・・・」

ファミレス
「そろそろ限界(げんかい)かなー。」とJ。
(なに)がです?」とマヤ。
「メロンソーダ!
 マヤは?」
「・・コーヒー。」
(しき)(むら)教授(きょうじゅ)
 そろそろ全部(ぜんぶ)ぶちまけちゃう(ころ)かなー。
 マヤさ、()たんだよね、本当(ほんとう)に。
 蝶々(ちょうちょう)(かれ)教授(きょうじゅ)()がすところ。」
「ええ。」
「ふーーーん。教授(きょうじゅ)得意(とくい)取引(とりひき)でも()ちかけたのかなー。」
「・・・」
(ぼく)()たかったなー。」
「・・・」
「マヤ(はら)っておいて。」
「はい。」

THIRD-i
疑問(ぎもん)なのは、(こう)ウイルス(ざい)実験(じっけん)成功(せいこう)していたのに、
 なぜ我々(われわれ)にそれを(つた)えなかったのか。
 ショッピングモールでの(けん)
 感染(かんせん)(しゃ)(だい)(いち)(ごう)安田(やすだ)由紀子(ゆきこ)
 あなたはBLOODY-Xと(たたか)最前線(さいぜんせん)にいたにも(かか)わらず、
 どうして肝心(かんじん)なことを(だま)っていたんですか?」
「・・・」
納得(なっとく)できる説明(せつめい)をしていただけるとありがたいんですが。」
「・・・」

そこへ、南海(なんかい)がやってくる。
「ロシアの情報(じょうほう)(いん)から(あら)たな情報(じょうほう)(はい)りました。」
書類(しょるい)()霧島(きりしま)
「・・・先生(せんせい)
 (すう)ヶ月(かげつ)(まえ)、ロシア(ちゅう)(うら)ルートを(さぐ)り、
 BLOODY-Xの()(しょ)(さぐ)っていた日本人(にっぽんじん)科学(かがく)(しゃ)がいました。
 (おそ)らく・・テロリストにウイルスを手配(てはい)したのも、
 (どう)一人物(いちじんぶつ)だと(おも)われます。」
「・・・」
(しき)(むら)教授(きょうじゅ)、あなたですか?」
「・・・フフフフフ。」

取調(とりしらべ)(しつ)
朝倉(あさくら)(ころ)したのはお(まえ)だってことは、はっきりしてるんだよ!
 凶器(きょうき)から指紋(しもん)だってこんなにしっかり()てるんじゃないかよ!」
被害(ひがい)(しゃ)(うら)みでもあったのか!?」
「・・・(ころ)さなければ・・(おれ)が・・あの(ひと)に・・」と石川(いしかわ)看守(かんしゅ)野間口(のまぐち)(とおる))。
「あの(ひと)神島(かみしま)(むらさき)(もん)か?」
「・・・あの(ひと)は、ただの人間(にんげん)じゃない。
 あの(ひと)は・・・」

THIRD-i
霧島(きりしま)一緒(いっしょ)(ある)(しき)(むら)教授(きょうじゅ)に、(つめ)たい視線(しせん)()びせる隊員(たいいん)たち。

THIRD-i(ない)取調(とりしらべ)(しつ)
「あなたが(かく)()っている、(こう)ウイルス(ざい)効果(こうか)
 (たし)かなんですね?」と霧島(きりしま)
保障(ほしょう)しよう。
 インフルエンザの(くすり)のように、ウイルス感染(かんせん)予防(よぼう)(やく)にもなるし、
 感染(かんせん)()は、治療(ちりょう)(やく)にもなる。
 いわば、BLOODY-Xに(たい)する、万能(ばんのう)(やく)だ。」
「どうしたらその実物(じつぶつ)()(わた)してもらえますか?」
条件(じょうけん)は3つ。
 (だい)(いち)に、テロリストにウイルスを手配(てはい)したことは、不問(ふもん)にすること。
 (だい)()に、24時間(じかん)体制(たいせい)で、(わたし)警護(けいご)すること。
 (おれ)()なれたら(こま)るだろ?
 (だい)(さん)は、(かね)だ。
 ただで(こう)ウイルス(ざい)()(わた)すわけにはいかん。」

(すべ)()め。」局長(きょくちょう)霧島(きりしま)のインカムに(つた)える。

「わかりました。至急(しきゅう)手配(てはい)します。時間(じかん)(くだ)さい。」と霧島(きりしま)
「いいだろう。
 こちらとしてももう一度(いちど)()こうの条件(じょうけん)金額(きんがく)()きたいからな。」
()こう?」
「テロリストたちだよ。」
「・・・」
(きみ)婚約(こんやく)(しゃ)は、残念(ざんねん)なことをしたな。」
「・・・」
「だが、むしろ名誉(めいよ)(こと)だと(おも)え。
 人類(じんるい)をウイルスの脅威(きょうい)から(すく)う、(とうと)犠牲(ぎせい)になったんだからな。」
「・・・」霧島(きりしま)(いか)りを(おさ)えようと(こぶし)(にぎ)()め・・。

霧島(きりしま)(しき)(むら)部屋(へや)から()てきた。
「おい()てよ!」と藤丸(ふじまる)
「・・・」
「あんた(なに)やってんだよ!
 あんたまで裏切(うらぎ)(もの)かよ。」
(わたし)高木(たかぎ)とは(ちが)う。
 (わたし)科学(かがく)(しゃ)だ。
 BLOODY-Xを、この地球(ちきゅう)(じょう)から根絶(ねだ)やしにするのが、(わたし)使命(しめい)だ。
 そのためには、BLOODY-Xを()()さないといけないだろ?」
「・・・」
科学(かがく)人類(じんるい)(すく)うんだ。」
「・・・あんたなら(すく)えたんだぞ!
 霧島(きりしま)さんの婚約(こんやく)(しゃ)だって(すく)えたんだ!!」
(しき)(むら)(つか)みかかる藤丸(ふじまる)
「やめろ!」霧島(きりしま)()める。
「・・一人(ひとり)(いのち)(すく)えないで、人類(じんるい)(すく)えるかよ!」
(なみだ)ながらに(うった)える藤丸(ふじまる)
「・・・(くん)(なに)のために()きているんだ?」と(しき)(むら)
「・・・」
「・・・(おも)()したよ。
 (きみ)父親(ちちおや)と、(むかし)よくこんな(はなし)をした。」
(しき)(むら)はそう()うと、藤丸(ふじまる)(まえ)から()()った。

藤丸(ふじまる)(おも)いをぶつけられ、(しき)(むら)(なか)(すこ)(なに)かが
()わったように(おも)いました。
三浦(みうら)さんの()きの演技(えんぎ)がいいです!

(しき)(むら)を、加納(かのう)(たい)()っていた。
残念(ざんねん)だよ先生(せんせい)
 テメーみたいな人間(にんげん)(まも)らなきゃならねーとはな。」
(きみ)には感謝(かんしゃ)しているよ。」
(いのち)がけであんたを(たす)けたのはあのクソガキどもだ。
 ()をつけろ。テメーみたいな()(かた)をしていると
 (かなら)後悔(こうかい)する。」
「ご忠告(ちゅうこく)ありがとう。だが後悔(こうかい)はない。」
(しき)(むら)はそう()い、加納(かのう)(まえ)(ある)()すと、
()(ねん)(まえ)出来事(できごと)(おも)()かべる。

(しき)(むら)研究(けんきゅう)施設(しせつ)
先生(せんせい)(すこ)しは(やす)んでください!」と助手(じょしゅ)宗方(むなかた)(ひとみ)村岡(むらおか)希美(のぞみ))。
「ああ・・。
 !!」
先生(せんせい)まさか!」
「・・・()つかった!」

官房(かんぼう)長官(ちょうかん)!よいお()らせが!」電話(でんわ)報告(ほうこく)する(しき)(むら)
政府(せいふ)決定(けってい)()た。
 BLOODY-Xは(すべ)処分(しょぶん)する。
 もう、(こう)ウイルス(ざい)必要(ひつよう)ない。」
「どうしてです!?いつまた人類(じんるい)脅威(きょうい)にさらされるか
 わかりませんよ!」
(きみ)意見(いけん)()くつもりはない。」
科学(かがく)進歩(しんぽ)()めるんですか!?
 人間(にんげん)(すく)いたくないんですか!?」
電話(でんわ)()られてしまい・・。

その()のことを(おも)()かべながら、(しき)(むら)はTHIRD-iの(くるま)()()み・・。

取調(とりしら)()わり。うちまで(おく)る。」と南海(なんかい)
(おれ)・・・どうしてこんなことに()()まれてるんですか・・」と藤丸(ふじまる)
()()まれてるわけじゃないかもしれない。
 あんたには才能(さいのう)()る。
 (ひと)才能(さいのう)(あた)えられるのは、
 同時(どうじ)使命(しめい)(たく)されるってこと。」
「・・・使命(しめい)?」
使命(しめい)(まっと)うするもんだよ。()くよ!」
「・・・」

会議(かいぎ)(しつ)
やっと(いち)(にん)きりになった霧島(きりしま)は、自分(じぶん)指輪(ゆびわ)沙織(さおり)指輪(ゆびわ)(にぎ)()め・・
この場所(ばしょ)彼女(かのじょ)にプロポーズしたときのことを(おも)()す。
「こんなところで(もう)(わけ)ないんだが・・
 (ぼく)使命(しめい)(くに)(まも)ることだ。
 でも(いま)は、(だれ)よりも(きみ)(まも)りたいって(おも)っている。
 結婚(けっこん)してほしい。」
「・・・はい!」
(しあわ)せそうな彼女(かのじょ)微笑(ほほえ)みを(おも)()かべながら、(はじ)めて号泣(ごうきゅう)する霧島(きりしま)
「ごめんな・・沙織(さおり)・・
 (まも)ってやれないで・・ごめんな・・。
 沙織(さおり)・・。」

藤丸(ふじまる)(まど)()しに()える霧島(きりしま)号泣(ごうきゅう)する姿(すがた)(あし)()め・・。

霧島(きりしま)研究(けんきゅう)(しつ)(おく)(とどけ)けるTHIRD-i。
邪魔(じゃま)だ。(そと)見張(みは)ってろ。」(しき)(むら)隊員(たいいん)()う。
研究(けんきゅう)(しつ)には、防護(ぼうご)(ふく)()女性(じょせい)がいて・・。

(なに)(よう)だ。約束(やくそく)にはまだ(はや)いぞ。」と(しき)(むら)
「ごめんなさい。(わたし)()()わったの。
 (やと)(ぬし)()()いたこと、()づかれそうで。
 (ばつ)(くだ)せってJの命令(めいれい)なの。」とマヤ。
「・・・(おれ)()ねば、(こう)ウイルス(ざい)は、政府(せいふ)(わた)るぞ。」
「Jが()()っているみたい。」
「・・・ならば、高木(たかぎ)息子(むすこ)(つた)えてほしいことがある。」
残念(ざんねん)だけど、それは無理(むり)ね。」
「・・・」

南海(なんかい)(くるま)助手(じょしゅ)(せき)(すわ)藤丸(ふじまる)
(みなみ)さん。(おれ)・・。」

洗面所(せんめんじょ)気持(きも)ちを()()えるように(かお)(あら)霧島(きりしま)
一番(いちばん)(まも)りたいものを(うしな)ってしまった霧島(きりしま)
暴走(ぼうそう)しなければいいですが・・。

(くるま)(なか)
(おれ)に・・(しき)(むら)教授(きょうじゅ)のパソコンをハッキングさせてください。」
「・・・」
(おれ)使命(しめい)は・・これです。」パソコンに()れる藤丸(ふじまる)
「あんな(おとこ)取引(とりひき)しなくても、(おれ)が、(こう)ウイルス(ざい)()(ところ)
 たどり()いてみせる。」
「・・・」
その(とき)南海(なんかい)携帯(けいたい)()る。
「はい。
 ・・・了解(りょうかい)しました。」
「ハッキングの必要(ひつよう)がなくなった。
 直接(ちょくせつ)教授(きょうじゅ)のパソコンを調(しら)べて()しい。
 教授(きょうじゅ)(ころ)された。」
「・・・」

(かみ)(ちから)
 人類(じんるい)(すく)いたまえ』

藤丸(ふじまる)南海(なんかい)(とも)(しき)(むら)研究(けんきゅう)(しつ)へ。
加納(かのう)(しき)(むら)助手(じょしゅ)宗方(むながた)紹介(しょうかい)する。
早速(さっそく)()てくれ。
 (しき)(むら)のパソコンに(なに)()がかりがあるかもしれない。」と加納(かのう)
「はい。」
パソコンを調(しら)(はじ)める藤丸(ふじまる)
(しき)(むら)はだいぶ以前(いぜん)に、大量(たいりょう)のファイルを削除(さくじょ)している。
 (おそ)らく(こう)ウイルス(ざい)研究(けんきゅう)データだと(おも)います。」と工藤(くどう)久保田(くぼた)(すすむ)(いたり))。
最近(さいきん)になって復元(ふくげん)していますね。」と藤丸(ふじまる)
「だがこの復元(ふくげん)ファイルが暗号(あんごう)()されていて、解読(かいどく)不能(ふのう)なんだ。」
「・・・これ、暗号(あんごう)じゃありませんよ。
 正確(せいかく)()えば、暗号(あんごう)ファイルに()せかけたダミーファイル。
 暗号(あんごう)(こた)えを(つく)らず、セキュリティーに重要(じゅうよう)保護(ほご)していると 
 (おも)わせるだけ。」
「つまりトラップってこと?」と南海(なんかい)
「ええ。そうです。」
(なに)のためにそんなことを?」と工藤(くどう)
外部(がいぶ)からのハッキングに、(そな)えるためでしょう。
 で、本命(ほんめい)復元(ふくげん)ファイルはこっち。」
(なん)だこれは。」と加納(かのう)
新薬(しんやく)開発(かいはつ)データですね。」と宗方(むながた)
「これだけ()とは(べつ)だ。」と藤丸(ふじまる)
(こう)ウイルス(ざい)()(ところ)じゃないのか?」と加納(かのう)
可能(かのう)(せい)(たか)いかもしれません。」と宗方(むながた)
「でも、どういう意味(いみ)?」
「・・・パソコンの型番(かたばん)製造(せいぞう)番号(ばんごう)だ。
 パソコンに(いち)(だい)(いち)(だい)()けられている番号(ばんごう)です。
 (よう)は、パソコンの戸籍(こせき)。」と藤丸(ふじまる)
「このパソコンがどこにあるか調(しら)べられるか?」と加納(かのう)
「はい。(いま)製造(せいぞう)メーカーに侵入(しんにゅう)します。」
ファルコンが()()つ。
「・・・メーカーと照合(しょうごう)出来(でき)ました。
 (いま)、パソコンの()(ぬし)調(しら)べます。
 ・・・え?」
そこに(あらわ)れたのは、"e;高木(たかぎ)竜之介(りゅうのすけ)"e;の名前(なまえ)住所(じゅうしょ)
「・・・(おも)()した。
 親父(おやじ)(しき)(むら)教授(きょうじゅ)からプレゼントされたパソコンだ。」
"e;(くん)(なに)のために()きているんだ。
 (きみ)父親(ちちおや)と、(むかし)よくこんな(はなし)をした。"e;
"e;(わたし)(すべ)てを(たく)せるヤツだと(しん)じていたが・・見込(みこ)(ちが)いだったよ。"e;
「つまり、お(まえ)んちのパソコンに、
 (こう)ウイルス(ざい)()がかりがあるってことか?」と加納(かのう)
「うちに・・」

高木(たかぎ)()
トランプで(たの)しそうに(あそ)ぶ4(にん)(おと)(わたる)()から(はず)れてソファーにいる。
高木(たかぎ)()電話(でんわ)()る。
「もしもし高木(たかぎ)ですけど。
 お(にい)ちゃん?」
(はるか)(おと)(わたる)いる?」
「え?うん。わかった。
 (おと)(わたる)さん、お(にい)ちゃん。」

独房(どくぼう)
直立(ちょくりつ)不動(ふどう)()神島(かみじま)嶋田(しまだ)久作(きゅうさく))の指先(ゆびさき)(うご)く。
(はじ)まったか。」そう(つぶや)き・・。

高木(たかぎ)()
「そうか。わかった。」
電話(でんわ)()(おと)(わたる)
藤丸(ふじまる)(なに)だって?」と(えい)
(いま)から(かえ)ってくるらしい。」
「じゃあ(なべ)(あたた)めなおさないと。」と(はるか)
「いや・・それが・・
 (おれ)たちにここからすぐいなくなるようにって。」
(なに)で?」と真子(しんこ)
「・・THIRD-iがらみでしょう。」とあおい。
「ってことは・・テロ関係(かんけい)ってこと?」と(えい)
「・・・」

(くるま)(なか)
「つながりました、J。」とパソコン担当(たんとう)のテロリスト。
今度(こんど)こそ失敗(しっぱい)(ゆる)されないよ。」
「・・はい。」
「ここからが本番(ほんばん)だよ。 
 (たの)むよー。宗方(むなかた)さん。」

南海(なんかい)運転(うんてん)する(くるま)助手(じょしゅ)(せき)には加納(かのう)
後部(こうぶ)座席(ざせき)藤丸(ふじまる)(となり)宗方(むなかた)(すわ)っていて・・。


※あらすじは一部(いちぶ)公式(こうしき)HPを引用(いんよう)しています。


宗方(むながた)までもがスパイでしたか!

混乱(こんらん)してきました。
BLOODY-Xは2(ねん)(まえ)日本(にっぽん)にあったんですね。
藤丸(ふじまる)伝説(でんせつ)のハッカーと()われていたのも2(ねん)(まえ)
そして(おな)じく2(ねん)(まえ)、なんらかのテロ事件(じけん)発生(はっせい)した。
(すべ)ては2(ねん)(まえ)(つな)がっていくようです。

その(ころ)(しき)(むら)教授(きょうじゅ)(こう)ウイルス(ざい)研究(けんきゅう)していた。
その(とき)助手(じょしゅ)宗方(むなかた)(ひとみ)
ところが(くに)は、BLOODY-Xを(すべ)処分(しょぶん)すると決定(けってい)

そしてその2(ねん)()、ロシアでBLOODY-Xが発見(はっけん)され・・。

日本(にっぽん)処分(しょぶん)されたBLOODY-Xを、ロシアで(さが)()てた(しき)(むら)教授(きょうじゅ)
それを、テロリストに手配(てはい)した。
実際(じっさい)取引(とりひき)出向(でむ)いたのが、マヤ、ということなのかな。

(しき)(むら)はマッドサイエンティストでした。
(わたし)科学(かがく)(しゃ)だ。
 BLOODY-Xを、この地球(ちきゅう)(じょう)から根絶(ねだ)やしにするのが、
 (わたし)使命(しめい)だ。」
2(ねん)(まえ)自分(じぶん)研究(けんきゅう)成果(せいか)をないがしろにされてしまい、
(くに)(うら)んでいたところへ、テロリストが接触(せっしょく)したのでしょうか?

マヤに(ころ)されてしまった(しき)(むら)
最後(さいご)藤丸(ふじまる)(なに)(つた)えたかったのでしょう。

(しき)(むら)(ほか)にも、今回(こんかい)使命(しめい)という言葉(ことば)沢山(たくさん)使(つか)われていました。

「あんたには才能(さいのう)()る。
 (ひと)才能(さいのう)(あた)えられるのは、
 同時(どうじ)使命(しめい)(たく)されるってこと。
 使命(しめい)(まっと)うするもんだよ。」と南海(なんかい)

霧島(きりしま)のプロポーズの(なか)にも、使命(しめい)という言葉(ことば)がありました。
本当(ほんとう)一番(いちばん)沙織(さおり)(もと)()けつけてあげたかったはずなのに、
使命(しめい)のためにずっと(こた)えていて・・。
(はじ)めて()せた霧島(きりしま)(なみだ)沙織(さおり)への()びの言葉(ことば)にやられました。

パソコンの()()みにも
(ちから)(さず)かった(もの)の、使命(しめい)』というのがありました。

そして、藤丸(ふじまる)自分(じぶん)使命(しめい)()づき、自分(じぶん)から()()がりました。

高木(たかぎ)本当(ほんとう)にテロリストの仲間(なかま)になってしまったのか?
わが()(じゅう)()けた高木(たかぎ)ですが、
「・・・お(まえ)はもう(かか)わるな藤丸(ふじまる)
 (おれ)のことは(わす)れろ。」
このセリフに愛情(あいじょう)があるように(かん)じました。

多分(たぶん)高木(たかぎ)はテロリストの仲間(なかま)のふりをしていて、
実際(じっさい)(くに)を、大切(たいせつ)家族(かぞく)(まも)ろうとしているんでしょうね。

パソコンにどんな秘密(ひみつ)(かく)されているのか。
テロリストたちと神島(かみじま)がどう(つな)がっていくのか。