어린왕자이야기
ヴォイス~命なき者の声~ 04 본문
『解剖台の上の親友』
東凛大学医学部の解剖室に、若い男性の遺体が運び込まれる。加地大己(瑛太)らが遺体に対面する中、石末亮介(生田斗真)は、助教の夏井川玲子(矢田亜希子)が読み上げる遺体の情報に驚愕する。それが、亮介の高校の同級生で山倉医科大学の五十嵐富士夫(田中圭)だったからだ。
刑事の大和田敏(山崎樹範)は、遺体発見現場の富士夫の部屋に大麻の吸殻、シーフードピザなどが残されていたと報告。また、大学内で大麻を売っていた高沢という男が失踪していて、富士夫も高沢のグループの一員だったと疑う。
その後、教授の佐川文彦(時任三郎)による解剖の結果、顔に殴られた跡はあるが、死因は窒息死と判明。大己、久保秋佳奈子(石原さとみ)、桐畑哲平(遠藤雄弥)、羽井彰(佐藤智仁)は、原因を推測し始める。
そんな折、高沢が逮捕される。高沢は、富士夫を殴ったことは認めるが、窒息に関しては知らないと話す。仲間だった富士夫と高沢がなぜそんなことになったのか、亮介は疑問に思うが、富士夫は高沢に都合よく使われ、大麻も強要されていたらしいことがわかる。
後日、技官の蕪木誠(泉谷しげる)が富士夫にアナフィラキシーショックという急性アレルギー反応があったことを発見し……。
公式HPより
冒頭、先週の母の件に関して感謝の言葉を述べる佳奈子に
佐川教授は
「長いことここにいるとさ、事件の真相を暴いて下さいとか、
死者の無念を晴らして下さいって言われること、多いんだけどさ。
結局、法医学って、遺族の為にあるものだと思うんだ。
今までわからなかった真実と向き合うことによって、
死を乗り越えるための新たな一歩を踏み出す、
その手助けをすることなんじゃないかって。
だから、これからの久保秋君のことを楽しみにしているよ。
遺族としての気持ちを痛いほど感じてきた君なりの、
法医学が、きっとあると思う。」
と話します。
大切な人の死を乗り越えられずに引きずりながら生きていた
佳奈子は、母の死の真相を知り、新たな一歩を踏み出すことが
出来ました。
そして今回は、それが亮介に起こりました。
その前に、今回の大己の「どうして?」は、携帯の着メロ。
友達グループごとに着メロを分けている、という哲平が理解出来ない大己。
私も携帯電話持ったばかりの頃は色んな着メロを使いたくて
グループごとに分けていたけれど、今はシンプルなもの一つだけ
使っています。
哲平の卓球部仲間の着メロは、ピンポンの玉を打つ音。
そして、彰の設定は、ジェイソンのテーマ?
今回東凛大学医学部運び込まれた遺体は、亮介の高校時代の友人、
富士夫。
富士夫の殺害現場には、ジュースの入ったグラスに突っ込まれた
携帯電話、そして高校の卒業アルバム。
集合写真の亮介の写真のアップ。
その頃亮介は、父親である院長に自分の思いを伝えようと
部屋をノックしようとしますが、躊躇してしまいます。
まだ覚悟が出来てないようです。
その時、友人からの電話で、富士夫の死を告げられます。
「富士夫が死んだ。しかも部屋で大麻やっていたらしい・・。」
ニュースキャスターが身内の事故を伝える、というドラマを
見たことがありますが、知り合いの遺体を解剖・・という立場は
本当に辛い思いをするのでしょうね。
殺害現場の状況を説明する刑事。
「テーブル周りには、灰皿に入った大麻の吸殻、
雑誌と卒業アルバム。
食べかけのシーフードピザと、リンゴジュース。
あと、ジュースが入ったコップの中に、死亡者の携帯電話が
入ってた。大麻でかなり朦朧としてたんじゃないのかな。
同じイベントサークルの高沢って男の行方が
わからなくなっている。
学校内で大麻を売りさばいていた首謀者って噂だ。
彼も、そのグループの一員だったみたいだな。
大麻やった挙句に殴られて死ぬなんて、一番みっともないっつーか、
情けないっつーかな。」
「あんたに何がわかるんだよ!
こいつは、俺の高校の時の連れなんだよ。
富士夫は、大麻なんかやるやつじゃない!
事件に巻き込まれたに決まってんだろ!
何も知らないくせに・・知ったような顔して喋ってんじゃねーよ!」
亮介はそう言うと飛び出してしまいます。
亮介を追う玲子。
「待ちなさい!
私たちの仕事は、失った命から発せられる、かすかな声を拾うこと。
だから、どんな遺体を前にしても、感情に流されず、冷静でいなければ
ならない。
法医学の道を本当に目指す気があるのであれば、そのことだけは
肝に銘じてほしいの。」
玲子の言葉を聞く亮介ですが、解剖室に戻る事は出来ませんでした。
亮介が向かった場所は、富士夫が通っていた医大。
大学生の話を聞くと、富士夫と一緒にいた高沢は大麻の売買をしていて
きっと富士夫も一緒に大麻を吸っていただろうとのこと。
落ち込む亮介を励まそう、盛り上げようと、佳奈子が見せたガッツポーズに
「それジェイソンの顔だろ!」と大己。
「・・ジェイソンの顔見たことあるの!?」
言い合う二人は恋人同士みたいです。
検査中の蕪木に、亮介の為に力になりたいと手伝いを申し出る哲平。
そんな中、高沢が逮捕される。
富士夫がピザを食べたから殴ったと供述する高沢。
仲のいいはずの二人なのになぜ高沢は富士夫を殴ったのかと
疑問に思う亮介。
そこで亮介は、富士夫が高沢のパシリにされていたこと、
大麻も無理やり吸わされたらしいこと、
サークルも抜けたかったが、高沢がそれを許さなかった、
親に大麻のことを話すと脅されていた、
と刑事から聞かされます。
亮介を励まそうと「ちゅらちゃん」に集まった大己たち。
「・・もう煮えたかなー。」と大己。
「じゃがいもが、まだ全然だ。」と彰。
「私辛い鍋って大好き。ダイエットにもいいらしいしね。」と佳奈子。
「・・・・・」
「もう煮えたかな。」と大己。
「じゃがいもが、まだ全然だ。」と彰。
「私辛い鍋って大好き。ダイエットにもいいらしいしね。」と佳奈子。
「お前何度同じ話してんだよ!」とキレる大己。
「なんだよダイエットってよっ!」とキレる彰。
「そっちだって○△□×・・・!!」
三人のやり取りに大笑い!
三人の思いを素直に受け止める亮介。
そして亮介は、1ヶ月前に久しぶりに富士夫に会ったと三人に話します。
「あの時・・俺があいつの話をもっと聞いてあげていれば、
こんなことにならなかったかもしれない。」
そう悔やむ亮介。
その時、亮介は富士夫に、高校生の頃のいたずらを告白。
ライブ後に音楽関係者を装ってスカウトの電話をしていたとは!
富士夫は笑って許しますが、ちょっと酷い悪戯ですね。
富士夫は亮介にある秘密を来月打ち明ける、と約束します。
バレンタインのチョコをみんなに配る鳳子さん。
亮介は、高校3年の時に机にバレンタインのチョコが3つも入っていたと自慢。
亮介の笑顔にほっとする三人の笑顔が優しいです。
蕪木の検査結果で、アナフィラキシーショック、急性アレルギー反応が
あったとわかります。
食べ物や薬物などの摂取が原因で引き起こされ、ノドに浮腫と呼ばれる
腫れができて気道を塞ぎ、それによって窒息状態。
高沢が無理やり食べさせたのか!?
その話を聞いた亮介は、富士夫がエビを昔から食べなかったことを
思い出します。
意識が朦朧としていて、自分から食べてしまったのだろうと決め付ける亮介・・。
屋上
富士夫と二人、原付バイクで出かけた卒業旅行のことを思い起こす亮介。
夜、火を囲んで語り合う二人。
「俺らはさ、回りのヤツラからしたら、楽でいいよなって思われてるんだろ?
親父の病院継げばいいんだからってさ。」と亮介。
「俺は全然違うと思ってるんだけどね。」と富士夫。
「え?」
「うちの親父すげー怖いしさ。
ムカつくこと多いけど、医者としての腕だけは半端なくいいからさ。
俺はあの人の跡継ぐのが、どの仕事よりも大変だと思ってるし。
自分には無理だなって思いそうになるんだけど。
でも、だからこそあの人の跡継ぎたいって思ったんだ。
こんなやりがいのある仕事、他のどこ探したってないしね。」
富士夫がそう語っていたことを考える亮介。
そこへ、彰がやってきた。
「何でこんなことになってるんだろう。
あいつさ、絶対大麻なんかやるやつじゃなかったんだよ。
俺なんかに比べたら、ずっと地に足着いててさ。
まっすぐ歩いてきたはずなのに。」
「俺もさ、高校の時のダチが二人死んでてさ。
時々思うんだよな。
そいつらより、長く生きる資格あるのかなって。
でも、そんなこと考えたってしょうがねーんだよ。
俺たちに出来ることなんてさ、せいぜいそいつらより、
恥ずかしくない生き方を見せることぐらいしか出来ねーんだよ。」
この時に亮介に声をかけたのが、大己ではなく
彰だったことがなんだか良かったです。
研究室
「やっぱり俺富士夫君の家族に会ってくるわ。
俺たち・・真実と向き合ってない気がする。
このままじゃ亮介・・富士夫君の死を、
ちゃんと乗り越えられない気がするんだよ。」と大己。
「・・・あの、やっぱり意識が朦朧としてたからって、
携帯をジュースの中に入れて、
しかもピザまで食べるって変じゃないですか?
僕、体内に含まれる大麻の量がどれ位だったのか、
もう一度調べてきます!」と哲平。
出かけようとする大己に佳奈子が言う。
「ちょっと待って!
私も行く。」
五十嵐病院 院長室
「あいつのせいで病院の信頼はがた落ちだ。
大麻に手を出したのも、どうせ私へのあてつけだったんだろう。」
と富士夫の父(小野武彦)。
「あの、死因のことなんですけど、」と大己。
「警察から連絡があって報告は受けている。
エビのアレルギーで間違いない。」
「富士夫君のアレルギーってどの程度のものだったんですか?」
「アレルギー検査のスコアは、最高値の6だった。
食べたら命を落とす可能性は十分にあった。」
「本人は、その危険性についてご存知だったんですか?」と佳奈子。
「もちろんだ。
小学校5年の時に、一度学校でエビフライを食べて、
死に掛けているからな。
・・それなのにあのバカときたら!」
「・・・」
富士夫の体に残っていた大麻の量はほんのわずかだった。
朦朧としていないとしたら、別の誰かが携帯をジュースに入れたのか?
富士夫が通っていた小学校を訪れる大己と佳奈子。
キャベツとレタスにはマヨネーズ派な佳奈子と
キャベツにはソース、レタスにはドレッシング派の大己が
言い合いをしていると
(二人ともトマトは塩派!)
担任の先生がやって来た。
研究所に戻った二人。
「亮介は友達の家に行ったら卒業アルバムって見る?
富士夫君ちのテーブルの側に、高校の卒業アルバムが置いてあったんだよ。」
「それがどうしたんだって。」
「仲は良くなかった富士夫君と高沢が、
どうして卒業アルバムを見てたんだって思う?」
「・・・」
そこへ、哲平が駆け込んでくる。
「大己さん!聞いて下さい!
警察に問い合わせたら富士夫さんの携帯に高沢の指紋はついて
いませんでした!」
「え?」
「じゃあやっぱり、意識朦朧としてコップの中に入れたってことか?」と彰。
「でも、蕪木さんの話では、朦朧とするほどの大麻の量じゃ
ないみたいなんです。
僕も色々と考えたんですけど、手が滑ったんじゃないか・・」
みんなの話を聞きながら、大己は目を閉じて考え込み・・。
「電話番号!
俺たち大事なことを見逃していたんだよ。」と大己。
「え?」と亮介。
「亮介、行こう!」
二人が向かった場所は、五十嵐病院。
「また君か。
警察からも報告は受けた。
富士夫が自分で、エビが入ったピザを口に運んだということで、
間違いないらしいじゃないか。
親の言いなりで医学部入って、悪い連中に巻き込まれて。
挙句の果てには、エビが入っていたことにも気づかずに、
ピザ食べて死ぬなんてな。
救いようの無いバカ息子だったってことだ。」と富士夫の父。
「最近の給食ってちゃんとしてるんですね。」と大己。
「うん?」
「僕らの頃は、献立にこと細かく、アレルギーについての標記なんて
なかったんですけど。」
「私は忙しいんだよ。君と、世間話をしている時間はない。」
「小学校5年生の時、富士夫君はどうしてエビフライを食べたのか
気になったんです。」
「・・・」
「当時担任だった新田先生に、その日のことを聞きました。
危険だと分かっていながら、どうしてエビフライを食べたのか。」
富士夫は給食でエビを残したことをクラスメートに
「医者の息子だから家でも甘やかされているんだろう!」
「いいよな、俺も医者の子に生まれたかった!」
等と言われ、残したエビフライを口に運んだのだった。
「富士夫君、病院に運ばれた時に、ポツリと言ったそうです。
男には、守らなきゃいけないプライドがあるって。
お父さんにいつも言われているんだって。」と大己。
「・・・」
「富士夫君、必死に食べたんですね。
どうしても譲れないプライドを守るために。
だから今回も食べたんです。エビが入ったピザを。」
「・・・」
「現場に残されたコップのジュースの中に、携帯電話が入っていました。
初めは、意識が朦朧として入れたんだと思っていました。
でも、そうじゃないと思います。
富士夫君は・・自分の意思で入れたんです。」
「・・・どうして、そんなことをする必要があるんだ?」
「恐らく、金に困っていた高沢は、大麻の新しい客を発掘しろと
迫ったんです。
それを拒否するために、富士夫君は携帯電話をコップの中に入れました。
自分の大切な人たちに、電話されたくなかったんじゃないでしょうか。」
「・・・」
「現場には、高校の卒業アルバムがありました。
変だな、と思ったんです。
仲が良かったわけでない二人が、どうして卒業アルバムを見たんだろうって。
きっと・・卒業アルバムの住所録を見て、
高沢は電話しろと迫ったんです。
富士夫君は、亮介たちの前では、昔と変わらない自分でいたかった
んだと思います。
そういうプライドがきっとあったんです。
それは・・富士夫君がどうしても譲れなかった一線だったと思います。」
「・・・」
「富士夫君は・・自分の意思で食べたんですよ。
命を掛けてでも!守りたかったプライドの為に!」
ここで映像は、富士夫に電話をしろと迫る高沢のシーンに切り替わります。
このシーンは見ていて辛かった!
「俺も・・実は勘違いしていました。
あいつのことを・・一度でも本気で疑った自分が・・
本当に情けないです。
お父さん、さっき富士夫は、親の言いなりで医者を目指してたって
言ってましたけど・・それは違うんです。
富士夫は、自分で選んだんです。
お父さんの後姿を追うって決めたんです。
同じ道を歩いていこうって。
あいつ・・ちゃんと自分で決めたんですよ。」と亮介。
「・・・」
「富士夫は、昔から全然変わってなかったんですね。
俺なんかより・・ずっとずっと男らしくて。
プライド持って・・・最後まで生きたんですね。」
亮介の言葉に泣き出す富士夫の父。
「あいつに恥ずかしくないように・・俺も・・
ちゃんと歩き出さなきゃなって思いました。」
亮介の言葉に、そして富士夫の父の涙に、大己の瞳からも涙がこぼれ・・。
帰り道
「俺、こっちだから。」と亮介。
「そう。」
「じゃあ!」
「じゃあ。」
別々の道を行く二人。
「・・・大己!」
「あ?」
「ありがとな!」
清々しい笑顔を見せる亮介に、大己も笑顔で答える。
2月14日、いつもよりお洒落している哲平や大己。
「哲平、今日だけお洒落したってチョコっつーのは貰えない
もんなんですよ。」と亮介。
「アキさんから義理チョコぐらいもらえるかなと思ったんですけど。」と哲平。
「私そういうの配るほど可愛げのある女の子じゃありませんから。」
「だってさ!」と大己。
「だろ!」と亮介。
「そんなこと言いつつ、亮介さんだって今日気合入っていませんか?」
「そりゃあだってさ、チョコ持ってきてくれる女の子とは
そのままデートって可能性もあるんだから。」
「そんな奇特な女の子いるの?」と佳奈子。
「ご心配なく!人の心配より自分の心配しろよ。」と亮介。
そんな中、亮介に小包が届く。
箱の中は・・バレンタインのプレゼントだ!
「ほら!
俺はな、お前らが思ってるより断然モテるんだよ!」
得意げに箱を開けてみると・・赤いハートの箱の中に、メモが一枚。
『亮介へ
高校3年のとき、机にバレンタインのチョコ
3つは言ってたって大騒ぎしてただろ?
あれ入れたのオレだ。
ざまあみろ
富士夫』
「なんだよ・・隠し事って・・これかよ・・。
あいつ・・ほんとバカだよ・・。」
富士夫を思い涙する亮介・・。
亮介は父の元を訪れる。
「俺さ、小さい頃から、ずっと考えていたんだ。
親父みたいになれるのかなって。
親父みたいに、立派な医者になれるのかって、
ずっと不安だった。
その、責任のある立場に自分が付けるのか、
正直、全然自信が、」
「大丈夫だ。心配するな。
俺の言うとおりにしてれば、自信なんてあとからついてくる。」
「・・・それじゃダメだなって思ったんだよ。
それじゃ・・親父越えられないなって。
だから・・俺は別の道を進もうって思ったんだ。」
「お前・・父さんの決定に刃向かうのか!?」
「刃向かうんじゃない。
人間として、越えたいから。
自分の足で、自分が決めた道を歩くんだよ。」
「・・・」
「だから・・・俺法医学やめないから。」
亮介はそう言い一礼し、父の部屋を出ていく。
ドアを背に座り込む亮介。
ゆっくりと顔を上げた彼の表情は、とても晴れやかで・・。
今回、とても良かったです。
食べ残しのピザ、ジュースに浸かった携帯電話、卒業アルバム。
今回の真実の欠片は難しかった!
まさか、友達と、自分のプライドを守るためだったとは・・。
高沢と富士夫のシーンは、大己たちの想像なのか、
それとも事実として描いているのか。
このシーンは見ていて辛かった。
高沢役の細田よしひこさんの狂気の演技が怖かった。
細田さんと言えば、『ライフ』での怪演が忘れられません!
そして、命を絶つ覚悟で必死にピザを頬張る富士夫の姿に、
卒業アルバムの亮介と富士夫の笑顔に、涙が出ました・・。
亮介が高校の時に貰ったバレンタインのチョコは富士夫の悪戯でした!
デビューしないかと富士夫を騙した亮介を酷いと思ってしまいましたが、
こういう冗談の通じ合う、本当に良い友達だったんですね。
そして、亮介はやっと、父親に自分の思いを告げることが出来ました。
良かった!やっと言えた!
父親は納得してくれたかな?出来れば自分の足で歩き出した亮介を
応援してあげてほしいです。
予断ですが富士夫役の田中圭さん、土曜ドラマ『銭ゲバ』で丁度
殺されてしまったシーンがあったばかりなので、なんてタイムリー!
田中圭さん、殺されてしまう役が多いですね・・。ちょっと寂しい!
想像力でパズルのピース(真実)をつなげて、亡くなった人の
最後を遺族に伝える大己。
それが外れてしまうことはないのだろうか、とちょっと心配。
でも、大己によって真実を知った家族の思いは救われているのだと
思います。
それに、グラスに浸かった携帯電話を見て
大抵の人は意識が朦朧として入れたのだろうと判断する、
それも、大己と同じ"e;妄想"e;"e;予想"e;なんですよね。
改めてオープニングをじっくり見たのですが、これ、いいですね。
遺体の女性に手をかざす大己。
その人の思いの欠片がパズルのピースのように舞い、
大己がその人の声を聞き取ると、遺体の女性が微笑みを浮かべる。
そして女性の喉に浮かび上がる『VOICEヴォイス』ドラマのタイトル。
亡くなった人だって、自分の死の真相を残された人に伝えたいはず。
次週のゲストは吹越満さん。
『ありふれた奇跡』でウイーンへ発ったばかりと思ったら・・。^^